著者プロフィール                

       
教養主義 〜 『一隅を照らす』特別連載(その7)

市川 博昭

昭和7 年、静岡県生まれ。旧制静岡高等学校1 年修了後、新制東京大学文学部仏文科、法学部公法学科卒業。国家公務員六級職(法律)試験合格、農林省入省。退官後、協同組合飼料工業会常務理事、帝蚕倉庫取締役現業副本部長を経て、同代表取締役社長。(財)大日本蚕糸会監事を歴任、現在に至る。

教養主義 〜 『一隅を照らす』特別連載(その7)

 16歳で旧制高等学校に入学したところ、まず、教養人を目指せと読書に明け暮れした。そして高下駄をはいて、街中を逍遥した。
最近の若い者は、活動的で、世のため、人のため、ボランティア活動に熱心に携わる。現代は、異常気象が多く、災害が多発している。独りよがりに見える教養主義は多忙な社会に受け入れがたい面がある。

 
 現在4年制の大学は前期が教養学部で、後期が専門教育の文学,法学、経済学、工学など専門学部で学ぶ。東京大学にはそうした専門学部に教養学科があり、卒業生は多方面で活躍している。もちろん、この教養学科を卒業した者は万能というわけでなく、ただ、どの分野でも平均的に勤め上げられる便利性が買われている。外務省でも結構活躍している、農林省同期にはH、一年先輩にはUさんがおり、いずれも総合研究所へと学問の道に進んだ。
 
 最近、立命館大学がグローバル化教養学部を新設し、「社会をデザインする、価値を発揮できる人材」などグローバル人材の育成を目指すとPRしている。

『一隅を照らす』特別連載 【全37回】 公開日
(その1)狸二度目の対面 2019年4月11日
(その2)初雪 2019年6月28日
(その3)ストレス 2019年7月5日
(その4)終戦の日 2019年8月26日
(その5)人生に寄り道なし 2019年9月6日
(その6)もやし 2019年10月4日
(その7)教養主義 2019年11月1日
(その8)黄色いマーク 2019年12月6日
(その9)冷蔵庫 2020年1月10日
(その10)根 気 2020年2月7日
(その11)小田急が学生寮開業 2020年3月6日
(その12)コンパクト・シティ 2020年4月3日
(その13)行政の電子化 2020年5月1日
(その14)地域密着型弁護士 2020年5月29日
(その15)座るとき、どうこいしょ 2020年6月30日
(その16)市民農園 2020年7月31日
(その17)ALS(筋萎縮側索硬化症) 2020年8月31日
(その18)卵 2020年9月30日
(その19)生きがい 2020年10月30日
(その20)からだ測定会 2020年11月30日
(その21)高齢者が高齢者を支える金融モデル 2020年12月28日
(その22)孤独 2021年1月29日
(その23)猫の日 2021年2月26日
(その24)首都圏の私大が都心へ回帰 2021年3月31日
(その25)さくら 2021年4月30日
(その26)箱根山 2021年5月28日
(その27)腎臓透析 2021年6月30日
(その28)おもてなし続編 2021年7月30日
(その29)筋肉 2021年8月31日
(その30)地域医療の行方 2021年9月30日
(その31)富士山 2021年10月29日
(その32)高齢の認知症老人は暴力的か 2021年11月30日