Presented by 幻冬舎ルネッサンス

特別連載インタビュー

「日常で感じたこと」が生きる、絵本づくりのおもしろさ

──のぶみさんは2016年に、「スマホを手放さないママ」をテーマとして『ママのスマホになりたい』という作品を描かれ、大きな話題を呼びました。

 のぶみ:じつは絵本作家って、しつけ絵本をあまり描きたがらないものなんです。それはぼくも含めて。(笑)「しつけ絵本」を書きたいという気持ちはあるのですが、それは作家よりもお母さんのほうが得意なんじゃないかな……と思うんです。

 こどもとたくさんの時間を過ごすお母さんなら、「なんでこういう絵本がないんだろう」、「こんな本があれば、うちの子はぜったい喜ぶのに!」というアイディアがたくさんあるんじゃないかな、と。あかちゃんがいるお母さんが「あかちゃん絵本」をつくったら、すごい作品が生まれるのではないでしょうか。その意味では、お父さんが絵本を描いてもいいかもしれないですね。

 『ママのスマホになりたい』もそうですが、「お母さんとこどもに起こった話」を題材にすれば、読者であるお母さんやこどもと、とても距離が近い絵本になるかもしれませんね。「しつけ絵本」というよりも、「子育て絵本」というイメージかな。感動した実体験などをもとにした、ノンフィクションの絵本というのもありえるかも。「お母さんとこどもの日常」をテーマにすれば、ちょっと大きい4~5歳のこどもには、とても共感の得られる、おもしろい絵本になるんじゃないかなぁ。

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