鳥たちの神話～唐須の話～　

　ぼくは知ってしまった。妻、レイナの気持ちに。

　レイナは赤ちゃんが欲しいのだ。

　そのためにすべきことがたくさんある。例えば、夜の生活。ぼくも子供が好きだが、ぼくのアレは本番になると全然イけないのだ。理由は分かっている。それはフタバとの苦い経験があるからだ。フタバとの苦い経験を思い出すたび、ぼくは胸が苦しくなるが、ぼくのアレは気持ちとは反対にそそり立ち、レイナの身体を喜ばせるのだ。

　実はぼくには知られたくない秘密がある。それは、のぞきである。のぞきもののAVを見るたび、ぼくは興奮するのだ。

　ぼくはヘンタイだ。ダイヤモンドのように綺麗で美人でプライドの高いレイナには絶対にこの趣味を知られたくない。

　レイナはぼくの事よりも高田が好きだということも分かっている。なぜなら、高田とレイナの仲を引き裂いたのは、ぼくの作戦だったのだ。

　傷ついた女を誑かすのは簡単だ。優しい言葉と甘い言葉を囁くだけでいい。

　卑怯な手段で結婚したレイナだけど、ぼくは、りんごのように安い女と、ダイヤモンドのように輝いている女、どちらも愛してしまった。

　ぼくにとっての罪は選べない事だった。でも、どちらも正解だった。

　選べなかった女、フタバはぼくにとって忘れられない女になった。

　しかし、運命のイタズラかぼくにはが分からないが再びフタバと病院のロビーで出会ってしまった。

　ぼくはなるべく普通にしているが、レイナが怒りに満ちているのは一目で分かる。

　どうしよう、ぼくには分からない。

鳥たちの神話～フタバの話～

　私は今、婦人科のロビーにいます。

　私は隣に座っている夫の高田サブロウが大嫌いです。

　でも、今、一緒にここに座っています。

　なぜなら今日、私の子宮がんを取り出すか放射線治療をするか選択する日だからです。

　私は人生で後悔していることが２つあります。１つは唐須と別れた事と、もう1つは高田と結婚した事です。

　はっきり言うと、どちらも正解でした。

　でも私は、カビた梨のような男の高田を選びました。高田はお金持ちで汚い男でした。

　私はカビた梨と結婚した腐ったりんごです。

　さらに私には20才の愛人がいます。愛人の名前はカケル。交わる時、私はカケルを唐須と思いながら、交わっています。私は本当に汚い女です。

　しかし、私は高田を許しています。なぜなら、もう少しで私の夢が叶うからです。

　高田の今の趣味はスワッピング（夫婦交換）です。なぜなら、高田はどうしても子供が欲しいからです。私は子供を生むことはできないです。だから高田の次のターゲットは唐須たちです。

　理由は簡単ですよ。高田はパールのように美しいレイナが欲しいし、私はダイヤモンドのように輝いている唐須を愛しているからです。

　今、私はパッチワークをしながら、これからどうなるか考えています。

心理テストと占いとスピリチュアル

　わしは心理テストが大好きじゃ。

　昔、こんな心理テストを友人からされたことがある。たしか、りんごが好きか？　みかんが好きか？　というものであった。

　わしはりんごが大好きなので、りんごを選んだ。ちなみにりんごを選んだ人は友人より恋人を選び、みかんを選んだ人は恋人より、友人を大切にするそうじゃ。

　さらにわしは週間少年ジャンプで連載されているDr.STONEの登場人物で一番、メンタルが強い、あさぎリゲンが大好きじゃ。

　なぜなら、わしはメンタルがババロア級に弱いのであさぎリゲンのような強いメンタルが欲しいのじゃ。

　それともしわしがマスメディアに出演する機会があったら、たぶんお薬の力を借りるにちがいない。お薬の力はゴイスーなのじゃ。

　ちなみにゴイスーという言葉はあさぎリゲンの口癖である。わしの口癖はちなみにスゴイである。わしは信者を虜にする話術を身に付けなければならないのに、逆に洗脳をされている。人それぞれポケモンの努力値の振り分け方法が違うように35才の、ぺーぺー教祖では、人の心を掴むのは難しいのじゃ。

　今日はわしが考えた、あなたが書きたい本が見つかるテストをしようと思う。

　まず、白い紙と鉛筆を用意するのじゃ。

　初めに、紙に０～５の数字を書くのじゃ。

　次に数字の1の下には本の内容を伝えたい人や読んでほしい人物の名前、年代、性別を書くのじゃ。例・・・１９８６年生まれの人等。

　２の数の下にはどんな本か書いてみるのじゃ。例・・・小説、エッセイ、図鑑など

　３の数の下には内容や目次を書くのじゃ。

　４の数の下には本を書くことでのメリットとデメリットを考えるのじゃ。

　５の数の下にはデメリットをメリットにする方法を考えてみるのじゃ。

　最後に０の数の下には本のタイトルを記入するのじゃ。このタイトルがあなたが心から書きたい本のタイトルじゃ。さらにわしはこのテストの０～５に名前を付けた。

　１，ターゲット(5文字)

　２，ジャンル(4文字)

　３，ヨーソ(3文字)

　４，マルバツ(4文字)

　５、バツマル(4文字)

　０，WANT(4文字)

　０～５に付けたわしオリジナル用語の文字数をわしオリジナル数占いで占ったら、なんと、数字が３になったのだ。

　結論、神は３柱いるのじゃ。

　神といえば、先日、スピリチュアルカウンセラーにお祓いを依頼したらとんでもない目に合った。どうやら、わしには沢山の低級霊が憑いていたらしいのじゃ。しかし、一体どうしても祓えない謎の守護霊がいた。そいつの名はサンダルを履き忘れた天使、サンダルフォンが付いていたのじゃ。サンダルフォンとは、２体で１体の天使であり、日本風に説明すると、道祖神と似たヤツだ。なぜ天使の名が分かったのかというと、聖書を読んだり、道祖神について調べたからだ。ちなみになぜ、サンダルフォンがサンダルを履き忘れたのかというと、ただ急いでいたからじゃ。

　普段のわしは、割とのんびり屋なのだが、天使と気が合うと、仕事が早くなり、幸せにもなれる。しかし、仕事が早くなったり、アイディアが止まらなくなってしまう代償にこれらをやりすぎるとメンタルが弱いわしは人格がバラバラに崩壊してしまうのじゃ。

　話は戻るが、スピリチュアルカウンセラーに祓ってもらったら、わしは多重人格になったのじゃ。多重人格を直すには、聖水や呪文は効くわけがないので医師の診察が必要じゃ。

　ちなみに、スピリチュアルカウンセラーの部屋番号は２０４０号室でわしが緊急搬送された時間は20時40分であった。

　数字には魔力が宿っている。それなので、わしはこれから数秘術を学ぼうと考えている。

　高校時代、電卓の小テストで０点をとった事のあるオバさん数秘術、ちょっと気にならないか？　もしこのエッセイが本になったらぜひ載せたいと考えているのじゃ。

　話は変わるが、道祖神という神が日本の神の中でわしは一番好きじゃ。

　なぜなら道祖神は、男女の夫婦の神で、村と村の辻を守る神でもあり夫婦和合の神じゃ。わしの近所で知っている所では愛知県豊川市に一体ある。あと、長野県や山梨県にも沢山あるらしい。

　なぜ道祖伸が一番好きなのかというと、わしが初めて出場した全日本吹奏楽コンクールの課題曲が「道祖神の詩」であった。しかも、わし、一番ヘタッピだったのに1STを吹いたのだ。実はわし、どちらかといと2NDが得意なのじゃ。なぜなら1STを輝かせる事が大好きなのじゃ。

　今、わしは満月のようにかっこいい1STの隣で2NDを吹いているが、わしは星のまたたきのように2NDを楽しんでいる。

　先日紹介した「月は優しく愛を照らす」をもし三重奏で演奏するなら、わしはもちろん、２NDを選ぶだろう。なぜなら、2NDが一番メロディーが多いのだ。たぶん皆、楽譜を見たら、２NDをやりたがる人が多い上に、おそらく取り合いになるだろう。

　最後になるがわしは何人かスピリチュアルカウンセラーを知っているが、本物のスピリチュアルカウンセラーはかなり少ない。大体、金儲けしすぎているヤツは偽物の可能性が高い。

　あとわしもクリスタル占いが得意だが、フィーリングでやるので皆、信じなくて良いぞ。

　それとわしはよくスピリチュアルカウンセラーに向いていると言われるが、わしは宗教エッセイストになりたい。だから、友達は少ない。

　だが仲間は沢山いる。なぜなら、1986年生まれの皆が仲間だと信じているから、寂しくないのだ。

～ウィズダム～

　昔々、お姫様がいました。求婚されることも多かったお姫様でしたが、なかなか縁談が決まりません。

　なぜならお姫様はLGBTだったのです。