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認知症予防には自分史が効果的?!文章を書いて認知機能を高めよう

認知症は社会現象になっています。認知症の高齢者は年々増え続け、2025年には700万人を超えると厚生労働省が発表しています。65歳以上の高齢者のうち5人に1人が認知症になる計算です。一度認知症になると完治しないところは認知症最大の懸念点ではないでしょうか?そのような背景で認知症予防に関心が集まっています。今回はその予防方法ののうち最も効果的な方法の一つ「文章を書く」ことについて考えていきましょう。

(出典:http://認知症予防.biz/

 

 

認知症になりにくくする読書習慣

 

認知症の中でも最も多くの割合を占める「アルツハイマー型」は脳の細胞が死んでしまうことによって発症するとされています。つまり脳細胞を活性化させる生活習慣をつけることが重要になってきます。食習慣や運動習慣などを変えることも重要ですが、認知機能を集中的に使う知的行動習慣を意識することが重要です。

その習慣の一つに「読書」があります。読むことで純粋に知識量は増えることもありますが、集中力が養われることや脳機能の一部である言語野が刺激され、言語力が向上しコミュニケーションがとりやすくなる効果があります。小説の場合、ストーリー展開などでキャラクターの感情を読み取るといった想像力、文脈の把握はとても鍛えられるでしょう。
すでに認知症患者で活字が苦手な方でも、児童書、絵本、雑誌、漫画を読むことで十分に効果を発揮します。

 

 

自分史を書くとさらに予防できる

 

認知症になる前に落ちる認知機能は「エピソード記憶」「注意分割能力」「計画力」の3つです。それぞれ説明すると「エピソード記憶」は「体験したことを記憶として思い出す」、「注意分割能力」は「複数のことを同時に行うとき、適切に注意を配る能力」、「計画力」は「新しいことをするとき、段取りを考えて実行する能力」となります。

以上を踏まえて考えると、自分史を執筆することは全ての脳機能を使っていることになります。
自身の人生を振り返り一つの作品にまとめることは「エピソード記憶」をもちろん使いますし、執筆にあたり過去の資料を調べたり、辞典を使ったりと原稿執筆以外にもやることはたくさんあります。また、ただやみくもに書くわけではなく、時系列や出来事の並べ方など全体の構成を考えないといけませんから必然的に計画的に書くことになります。

もちろん自分史でなく小説やエッセイ、ノウハウを伝える実用的な内容、研究してきたをまとめることでも上記の脳機能は鍛えられます。

自分史を執筆するとなると少し敷居が高いように思われるかもしれません。偉い人の自伝などを思い浮かべる人も多いかと思います。しかしそれぞれの人生には忘れ去られるにはもったいない「物語」が必ずあります。自分史を書いて脳機能を高めながら、自分の人生で得た気づき、学びや思いを後世に残しましょう!

 
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