制作実績

紫式部日記解読

日記から女性はどう生きれば充実した生を手にできるかがわかる。

ジャンル
単行本 文学・評論
シリーズ
新刊
著者
・著
ISBN
9784344972353
判型
4-6・240ページ
出版年月日
価格
1.1円(税込)

目次

第一章 紫式部の輪郭
第二章 『紫式部日記』解読
第三章 紫式部の心を覗く
補章 私の『源氏物語』遍歴

内容紹介

道長の要請によって書かれたとされる紫式部日記。中宮彰子の出産や、華やかな行事にあふれた宮廷を描写しているようにも思える日記だが、著者はそこにたぐいまれな人間観察の筆致を見る。たとえば皇子誕生の祝いの場で、一見くったくなくたわむれているようであっても心中穏やかでない人たちを描く紫式部の洞察力が見逃すことはなく、馬鹿な男、立派な男をどのようなことで判断しているかも教えてくれる。また、有名な清少納言への批評は、彰子の周囲はこうあってはならぬという道長への密かな具申と解釈すべきと考え、単なる個人的な評価だという考えを退ける。
読み進めるうちに、紫式部は女性たちにどう生きることを望んだのかが私たちにわかってくる。日記文学の解読を通して、現代にも通じる女性の生き方を指南する画期的な書。

■著者紹介
田中宗孝(たなか むねたか)
1941年、奈良県生まれ。64年、東京大学法学部を卒業。国家公務員・地方公務員を経て、99年、日本大学法学部教授、2011年10月、退職。

田中睦子(たなか むつこ)
1943年、熊本県生まれ。66年、共立女子大学家政学部を卒業。

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