著者インタビュー

自身の小説が書籍になるという夢が叶えられたこと。それは素直に嬉しいの一言です。

<ごみの城>と呼ばれる孤島で出会った少年と少女。
醜悪な現実の中で、彼らが見つけた“希望”とはーー
傷ついた者たちの、切なくも力強い物語。

 

本島から隔絶された孤島<ごみの城>。混沌と欲望が渦巻く迷宮のような高層住宅街で、少女・テルミは本島へ渡る日を夢見ていた。
そんなテルミの前に、本島から追われてきたユーイチと母・イズミが移住してくる。ユーイチとイズミの優しさに触れ、テルミは徐々に心を開き始めるが、そこに思いもよらぬ悲劇が訪れるーー。

―今回、出版をしようと思ったきっかけを教えてください。

友人に強く勧められたのがきっかけです。本にするべきだと、もっと沢山の方に読んでもらうべきだと背中を押してもらったことが発端でしょうか。

―制作中に大変だったのはどんなときですか?

自身の小説の編集チェックや再校などで、何度も読み返したことが大変でした。内容が少々ヘビーなこともあり、その度に心が揺れ動きました。

―制作を始める前、どんな不安がありましたか?

出版に関しては編集部の皆様が小説の内容や意図をすでに汲んでくださっていたので、まるで不安を感じませんでした。

―制作を進めるなかで印象的だったことを教えてください。

小説の内容が重めだと思っていましたが、編集部の方にすんなり受け入れていただけて、逆に出版するべきだと、自信を持ってくださいと言っていただけたことです。とても、救われました。

―これから出版を考えている人へのメッセージをお願いします。

とにかく勉強になります。自分が思い描いている以上の経験値が得られますので、人生の分れ道に立つつもりで、挑戦なさってみるのもよろしいかと思います。


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