制作実績

海に漂う神々

歴史書として『風姿花伝』を読む

ジャンル
単行本 歴史・地理
シリーズ
その他
著者
・著
ISBN
9784779008924
判型
4-6・324ページ
出版年月日
価格
1870円(税込)

目次

第一章 封印された秦河勝
第二章 天鈿女命の舞と猿楽の起源
第三章 能「翁」に秘められた古代史
第四章 『風姿花伝』第四神儀云の検証
第五章 古代人を苦しめた疫病と六十六
第六章 気づかれなかった暗号
第七章 神になった秦河勝

内容紹介

能楽の聖典とされる『風姿花伝』には猿楽の歴史も記されている。そこでは天細女命やお釈迦様、聖徳太子といった歴史上のスーパースターが猿楽の起源に関わった人物として登場するために、長い間猿楽の地位向上のためのこじつけだと見なされてきた。しかしながら『古事記』『日本書紀』その他の史料を精査していくとあながち無理な理屈づけでもないことがわかってきた。そればかりでなく、『風姿花伝』にはこれまで誰にも知られていなかった歴史の真実が記されており、非常に重要な史料としての側面も持っていることが明らかになった。そのひとつが謎の多い古代豪族として知られる秦氏の正体である。平安京建都を支えひっそりと歴史の闇に消えて行った秦氏を『風姿花伝』をもとに検証すると、秦氏のみならず古代史の大事件の数々がこれまで考えられてきたものと全く違う様相を見せたのである。『風姿花伝』を芸能論ではなく歴史書として追究した画期的な書。

■著者紹介
昭和29年11月生まれ。昭和52年3月、東京大学卒業。若い頃から日本の古代史、古典文学、仏教、さらに能などに関心を持つ。特に弘法大師に関する研究を中心にして、さまざまな分野を横断的に楽しんでいる。定説や常識を鵜呑みにすることを嫌い、原典に依って確認することを心掛けている。

■トピックス
「日経新聞」(2012年11月25日)で連合広告が掲載されました。

テキストのコピーはできません。