制作実績

「社会システム」の文明潮流 <三層構造社会>の歴史変動を読む

3.11後の日本の課題を整理し、「日本的システム」の立ち位置を探る

ジャンル
単行本 社会・政治
シリーズ
その他
著者
・著
ISBN
9784779008405
判型
4-6・432ページ
出版年月日
価格
2200円(税込)

目次

第一章 社会システムは「経済」「政治」「精神」の三層構造になっている
第二章 人類とともに歩んできた「経済システム」
第三章 「政治システム」が担う社会調整機能
第四章 社会システムの頂点にある「精神システム」
第五章 日本的システムは、どこに向かうのか

内容紹介

ユーラシア大陸の東端に位置する日本は、政・官・民の総力を結集した「日本的システム」ともいうべき顕著な特徴を備えている。戦後66年にして21世紀もすでに10年以上を経て、日本的システムは大きく揺らいでいる。それに追い打ちをかけたのが、2011年3月11日に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原発事故であった。復興プランも遅々として進まない。もはや旧来の日本の政治・経済システムが十分に機能しなくなったことを思い知らされる結果になっている。現在、我が国の社会があらゆる面で行き詰まりを見せていることはれっきとした事実であり、ある種の閉塞感から抜け出す道は、経済・政治・精神文化等の全面に渉る、いわば「第三の開国」の成否であると思われる。そのためには日本史、世界史、東洋史を単独(タテ糸)だけで見るのではなく、それぞれの交流史(ヨコ糸)をも通して日本の歴史を理解し、その理解のうえに未来に向かう道を探す必要がある。歴史学をはじめ、社会学、経済学、政治学、法学などからなる「社会科学上の学際的な歴史分析」のもと、社会システム=「経済」+「政治」+「多様な精神システム」という側面から、豊穣な知識と情報を提供する一書。

■著者紹介
1938年東京生まれ。1963年東京大学法学部(政治コース)卒業。同年以後総務省に勤務、1969年公取委事務局へ出向。以後当該事務局に勤務。1990年筑波大学社会科学系教授(専攻分野『経済法』『消費者法』)。社会人大学院企業法学専攻(文京区大塚所在、現ビジネスサイエンス系)。2002年、同大学定年退官とともに名誉教授。同年以後私立大学に勤務し、2007年定年退職。定年後も、『市場経済システムの基礎理論の研究』を生涯のテーマに研究を続行するとともに、趣味の歴史研究をおこなっている。著書に、『市場経済と競争法』(1994年)、『テキスト独占禁止法』(共編著、1995年、以後2010年まで8版の改訂版を発行)、『新講・現代消費者法』(1996年)、『米国独占禁止法―判例理論・経済理論・日米比較』(2005年)等がある。

■トピックス
「日経新聞」(2012年7月22日)で連合広告が掲載されました。

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