制作実績

七番目の鐘が鳴る

「患者」は病棟の中でしか生きられない

ジャンル
単行本 文学・評論
シリーズ
その他
著者
・著
ISBN
9784779008269
判型
4-6・172ページ
出版年月日
価格
1320円(税込)

目次

内容紹介

学生運動が激化してからしばらくたったある朝、女子短大で教諭を務めていた浩一郎は、強引に連れられ、精神病院のへ入院することになった。自身を正常だと信じる浩一郎だったが、常にテレビが自分のことを報道していると錯覚する青年や元高射砲連隊の連隊長だった軍人、大数学者と呼ばれる人々と出会う中で、自身が閉じ込められている精神病棟に心地よさを感じるようになる。ただひとつ、教諭と学生という立場から引き離された最愛の女性、美代子との思い出以外は――。精神病棟の中で見た人々の美しいまでの純粋さ、それが引き起こした悲劇、人生の懊悩を描いた中編小説。

■著者紹介
昭和12年生れ。神戸大農学部(兵庫農科大)卒業。神戸女子大学にて助手、桶戸女子短期大専任講師、近畿大付豊岡女子短大講師を務める。創造性開発研究所主宰。著書に『周助が走る―但馬の牛の物語―』文芸社、『味噌のふるさと』古今書院などがある。

■トピックス
「読売新聞」(2012年9月9日)で連合広告が掲載されました。

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