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誰が死に、誰が生き残るのか―。古代史上最大の戦を描いた歴史大作
時は西暦672年、絶対的な権力者であった天智天皇亡き後、皇位はその子、大友皇子に継承された。天智天皇の弟で、時期天皇候補とされていた大海人皇子は失意の中いったんは野に下ったが、わずか16人の舎人とともに挙兵を決意。ここに大友皇子率いる朝廷軍と大海人軍による、皇族同士の血で血を洗う戦いが幕を開ける。兵力で劣る大海人軍は、圧倒的な力を持つ朝廷軍にどう立ち向かったのか。陰謀渦巻く戦いの中、大友皇子の正妃・十市皇女(とおちのひめみこ)と、大海人皇子の長男・高市皇子(たけちのみこ)との引き裂かれた禁断の愛の行方は。古代史上最大の権力争いの中で己を貫いた男たちを描いた長編歴史ロマン。
■著者紹介
1945年、東京生まれ。東京教育大学英文科卒。以降都立高校勤務。2011年、都立西高を最後に退職。著書に『早池峰恋歌』(文芸社)がある。
■トピックス
「朝日新聞」(2012年1月8日)で連合広告が掲載されました。