出版実績

入江亮太郎作品集 舟の客

昭和の孤高の詩人、入江亮太郎の世界が甦る。

ジャンル
単行本 文学・評論
シリーズ
その他
著者
・著 小長井 和子・編
ISBN
9784779005824
判型
4-6 ・ 316ページ
出版年月日

内容紹介

昭和という激動の時代、詩の世界に畏敬の念を抱き、全身全霊を詩作に捧げた入江亮太郎の遺稿集。現代の高度情報化社会とは無縁な生き方を貫いた入江の生き方は、まさに「まるで十世紀も昔の書物の残欠をみるような趣」があり、前時代の遺物と思われるかもしれない。しかし、入江自身は、派手な自己主張や抜け目のない処世術がはびこる現代にあって、いささかも時流に迎合することはなかった。名利を無視して、自らの表現世界を磨き上げ、生涯にわたってその姿勢を保ち続けようとしたのだ。没後二十数年を過ぎ、昭和が遠ざかるにつれてその名前も作品も風化にさらされようとしている現状を悼み、彼と同じく文学を志す妻が編纂した作品集。入江自身が愛着を抱いていた作品を第一に、入江らしい作品、昭和という時代を反映する作品を収録。

■著者紹介
著者/入江亮太郎(いりえりょうたろう)
本名・小長井裕雄(こながいやすを)。1925年8月13日、静岡県沼津市に生まれる。1938年、静岡県立沼津中学(現沼津東高等学校)に入学。1944年、沼津市静浦国民学校助教諭。1945年、陸軍二等兵として盛岡の独立工兵隊に入隊、肺炎で重体となるが終戦により帰郷。1946年、旧制成城高等学校文科乙類に入学。1948年、脊椎カリエス発病、成城高等学校退学。1951年、『零度』に参加。1953年、新日本文学会に入会し、詩人会議などに参加。『現在詩評論』に参加。1961年、『彼方』に参加。この頃病状安定、文藝春秋社出版部社外校正に従事。晩年は健康すぐれず、詩文を公けにすることなく俳句、江戸文学などに親しみつつ過ごす。

編者/小長井和子(こながいかずこ)
1930年5月27日、東京市四谷区に生まれる。1989年より金子兜太に師事。『海程』同人。現代俳句協会会員。国際俳句交流協会会員。翻訳、チェロウ・ミロシュ『ギル教授の孤独』(鏡浦書房、1958年)。著書に句集『絹雲』(富士見書房、2001年)、『水晶の人 詩人・入江亮太郎へ』(幻冬舎ルネッサンス、2008年)がある。

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