制作実績

失権

「成功は一時のもの、勇気は一生のもの」
という島田文六氏の生き方が伝わってくる。
経営者にとって必読の書。

佐藤優(作家・元外務省主任分析官)

ジャンル
小説 単行本 ビジネス・経済・キャリア 投資・金融・会社経営
シリーズ
新刊
著者
・著
ISBN
9784344994560
判型
4-6・208ページ
出版年月日
価格
1210円(税込)

目次

序 黄昏
神戸乗馬倶楽部
幻のオリンピック候補選手
昭和二〇年の夏
小さな本家
密命の打診
児玉誉士夫の影
神鋼・尼崎鉄の合併成立
夜の秘書課長
虚像「島田のブンブン」
震災バブル
虚像「シマブンBBビル」
失権
名義株裁判
利他の誇り
こころの石垣
神戸の空

内容紹介

戦後の神戸を舞台にした小説。主人公島田文六は、神戸の海を代々守ってきた一族の跡取りとして生まれるが、神戸大空襲で父親を失い、、親戚の家での居候生活を余儀なくされる。そんな彼の心を癒したのは、馬だった。後に文六は馬術競技の選手として、国体に出場、また東京オリンピックの選手候補にもなるが、家業である金属加工業の会社と家族を守るために、その道を断念。
 日本の近代化が進み、「鉄は国家なり」の時代が到来する中で、文六は権力闘争の舞台裏で暗躍する。しかし、彼はやがて権力の波に溺れていき、ついには家族や部下の裏切りにより、リーマンショックによる巨額投資損失事件を機に解任され、全てを失ってしまう・・・。

■著者紹介
島田文六(しまだ ぶんろく)
昭和7年(1932)神戸生まれ。関西大学文学部卒、歴史考古学専攻。
昭和39年(1964)の東京オリンピック出場を嘱望された馬術競技選手であり、平成5年(1993)のヒット曲『島田のブンブン』のモデルで、実質的プロデューサー。
江戸時代後期から続く家系(島田本家)の長男として生まれ、家業である、株式会社神戸製鋼所の構内作業及び製鉄原料納入を請け負う協力会社、株式会社シマブンコーポレーション(旧・島文工業)のオーナー社長を40年にわたり務めるが、平成20年(2008)年のリーマンショックによる海外巨額投資損失事件で解任。同時に、親族を含む経営幹部らに名義株の返還を否認され、オーナー権も喪失。
「まさに人生は、一瞬にすべてが凝縮する」が座右の銘。

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