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現地イタリアで撮影された写真や、本物のタロットカードなどの図版を多数掲載。
タロットはいかにして誕生したのか、その真髄に迫る。
第1 章 予備知識
1 ヴィスコンティ家とスフォルツァ家
2 タロットカードの構成
3 現存するヴィスコンティ家のタロット
4 Trionfi(トリオンフィ)に関する記述
5 1300 年代に行なわれたこと――古代ギリシャ・
6 I Trionfi(凱旋)
7 Trionfi(凱旋)にまつわる2つの流行からの誕生
流行1 「 描く」
流行2 「 凱旋形式のパレード」
流行からの誕生
8 Trionfi からTarocchi へ
仮説①
仮説②
仮説③
仮説④
仮説⑤
9 どれが最古のタロット?
①ヴィスコンティ家由来の「L’Impresa(インプレーザ)
②スフォルツァ家由来の「L’Impresa(インプレーザ)」
③ フランチェスコ・スフォルツァがビアンカ・マリア・
(1441 年以降)の「L’Impresa(インプレーザ)」
ブランビラ版
ケーリー・イエール版
ピアモント・モルガン・ベルガモ版
10 誰が描いたのか?
第2 章 Trionfi(大アルカナ)に描かれていること
1 「Trionfi(大アルカナ)」の配列
2 カードに描かれている絵(図像)
3 トリオンフィ(大アルカナ)が語ること
1 IL BAGATTO(奇術師)
2 LA PAPESSA(女教皇)
3 L’IMPERATRICE(女帝)
4 L’IMPERATORE(皇帝)
5 IL PAPA(教皇)
6 GLI AMANTI(恋人)
7 IL CARRO(凱旋車)
8 LA GIUSTIZIA(正義)
9 IL TEMPO(時)
10 LA RUOTA DELLA FORTUNA(フォルトゥーナの車輪)
11 LA FORZA(力)
12 L’APPESO(吊るされた男)
13 LA MORTE(死)
14 LA TEMPERANZA(節制)
15 IL DIAVOLO(悪魔)
16 LA TORRE(塔)
17 LA STELLA(星)
18 LA LUNA(月)
19 IL SOLE(太陽)
20 IL GIUDIZIO(審判)
21 IL MONDO(世界)
0 IL MATTO(愚者)
第3 章 カードの引き方
おわりに
現在ではもっぱら占いのカードとしての印象が強い「
だが、もともとは占いのカードではなく、イタリアの貴族の遊びの道具として重宝されていたものというのは
本書では、タロットの講師としても活躍する著者が、長年にわたり現地イタリアで集めた資料をもとに、
普段は見ることが難しい建物の中のフレスコ画や、貴重な文献、
図版の解説や撮影場所も掲載されており、
■著者紹介
食品会社の研究室勤務、カフェ運営など多岐に渡る経験や占星学、タロットの知識を活かして、愉しく、実生活で役に立つハーブやアロマテラピー、タロットのレッスンを行なっている。
著書に『アロマと月の占星学』(文芸社)。