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派遣労働の謂われなき誤解を解き、日本の雇用を未来へ開く。
第一章 ようやくわかりやすくなる派遣の働き方
第二章 なぜ派遣労働は誤解されてきたのか
第三章 派遣社員と正社員ではここが違う
第四章 派遣と偽装請負の危ない関係
第五章 派遣のルーツを探る
第六章 長妻プランと民主党政権下での混乱
第七章 「正社員のため」から「派遣労働者のため」へ
第八章 派遣が日本を変える日
2014年に2度も国会で廃案になった改正派遣法。この改正案が成立すると日本の派遣労働が大きく変わります。不本意ながら派遣をしていた人には直接雇用への道が開けます。積極的に派遣を選択した人は、より安定した環境の下で派遣を続けられます。本書では2015年派遣法改正案の詳細を解説するとともに、派遣の仕組みや、請負と派遣の違いなどにも触れ、世の中には正社員以外にも多様な働き方があることを示します。また派遣が戦後、外資系企業によって持ち込まれたなど、派遣のルーツにも迫ります。さらに著者は、派遣切り、年越し派遣村、ネットカフェ難民など、負のイメージにまみれた派遣労働の誤解をとき、2020年の東京オリンピックを前にしたいまこそ、日本の雇用の未来を真剣に考えるべき時だと訴えます。
■著者紹介
出井 智将 でい ともまさ
ヒューコムエンジニアリング株式会社代表取締役
(一般社団法人)日本生産技能労務協会 理事
2003年ヒューコムエンジニアリング株式会社設立。
地元山梨県内で、製造業への人材派遣や製造請負業務、コンサルティングを行いながら、(一般社団法人)日本生産技能労務協会の理事として活動。
・著書 「派遣鳴動 改正派遣法で官製派遣切りが始まる。」
・ブログ 「雇用維新」