出版実績

ナーダ・サーガ 「無の国の物語」

目に見えているこの体は誰だろう、誰のだろう、ぼくか、ぼくのか、

しかし、ぼくとは誰だろう。

ジャンル
小説
シリーズ
新刊
著者
・著
ISBN
9784344940239
判型
4-6 ・ 414ページ
出版年月日

内容紹介

目に見えているこの体は誰だろう、誰のだろう、ぼくか、ぼくのか、
しかし、ぼくとは誰だろう。

 

船が難破し、一切の記憶を失った光(ひかる)。
蘭の花が香る清艶な女性に導かれたのは、
混沌と秩序がうねり合う“ナーダの国”であった――。
神秘の島で解き明かされていく、彼自身の正体とは。圧巻のファンタジー小説。

■著者紹介
茂木 光春(もてぎ みつはる)

昭和11 年3 月6日 埼玉県深谷市に生まれる
昭和29 年 県立熊谷高校卒業 
昭和34 年 東京外国語大学英米科卒業
平成8 年 県立浦和第一女子高等学校退職
三田文学会員。

雑誌「三田文学」に「転生記」「きつねの涙」「悪童記」「眼球譚」
「シナモンの匂う言語虫」「アリス探し」発表。著書に「永遠の天心」「来たるべき良寛」「大いなる蕃山」「一休夢幻録」「わが愛する明恵上人」「始まりの人」「星の彼方のアニマトピア」。雑誌「扣の帖」に「荒野から荒野へ」(英文学における宗教性)「真言の人空海」「失われた日本人」発表。

現在同誌に「鉄斎の謎」連載中。

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