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思いも寄らぬ結末が、驚きとともに心に刺さる珠玉の短編小説集。
次々と報道される殺人事件の被害者は、同じ名前の人物ばかり。
恐怖におびえる全国の「山本和義」は、SNSを通じて繋がっていく。
犯人の真の目的とは――。(「本当の自分」殺人事件)
表題作ほか、「のぞみの結末」「時間にまつわる物語」「雲を描く男」
「不運な殺人者」「未来から来た男」6編の短編ミステリー小説集
■著者紹介
水木三甫(みずきみつほ)
一九六三年、 東京都生まれ。 慶應義塾大学商学部卒。
学生時代からO・ヘンリーやサキ、 ロアルド・ダール、 スタンリイ・エリン、 阿刀田高など
短編小説に親しみ、 自分でも同じようなものを書いてみたいと思いつき、
五十歳になって小説を書き始める。
「奇妙な味」 的な小説を目指して書いた初めての短編集。