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手を差し伸べる少年と、翠色に輝くまばゆい光。
ときおり見る不思議な夢は何を伝えようとしているのか――。
微睡
翠色の光
予言
龍雲
夕釣り
神居ます地
道開きの神
再会
告白
蒼い夜
雷鳴
神風
翠光
冬の朝
あとがき
十七歳を迎えた天堂尊は、母親から五歳の頃に‛‛神隠し’’に遭った双子の兄の存在を告げられる。
夏休みの間、友人の陽太とともに伊勢にある伯母の家で過ごすことになった尊は、伊勢神宮の神々しさに触れるうちに、忘れていた兄の存在を感じ始める――。
■著者紹介
小室初江(こむろ はつえ)
1967年埼玉県生まれ。学習院女子短期大学人文学科卒業。
接客業務を中心とするいくつかの職業を経て、2010年に埼玉県公立中学校国語科の教諭となる。
体調を崩して教職を休職していた折、生きることを迷い、占術を学ぶ。
「易経」を友として学びを深め、日本易学協会認定師範1級鑑定士を取得。
その後、日本易学協会認定気学実践鑑定士資格を取得する。
著書『夏神』