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「愛」とは何か、その本質に迫った異⾊の純愛⼩説、ここに誕生。
序章 手紙
第一章 京都
第二章 サラの犯罪
第三章 ダーナ
第四章 二上山
「フミオ君、あなたは⼈をほんとうに愛したことがあったのですか」
別れたばかりの妻から届いた⼿紙には、
エゴイスティックに⽣きてきたぼくに問うそんな⾔葉がしたためられていた。
その答えを求めて出かけた京都で、
オーケストラの響きのように彼⼥と過ごした⽇々が堰をきって溢れ出す。
晩夏の古都で交錯する過去と現在。繰り返す出会いと別れ。
いまだ愛を知らなかったぼくが、旅の最後に⾒つけたものとは――。
「愛とは何か」を求めて旅⽴つぼくの、喪失と再⽣の物語。
■著者紹介
真白 悠輝(ましろ ゆうき)