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今こそ立ち止まって考える時だ。命とは、知性とは、愛とは。
孤高の思想家が語る、わたしたちが生きているその理由。
始めの独り言
第一章 「存在の知」と「存在の意味」
一 「存在の知」について
二 「動物の知」と「存在の知」の違い
(一)「存在の知」
(二)「存在の意味」
(三)動物の知を絶対視することの危険性
(四)「動物の知」以外の知
三 「存在の意味」と「存在の知」の意義
四 「存在の意味」と「存在の知」の必要性
(一)神の存在否定
(二)「存在の意味」を求めて
五 「存在の意味」と「存在の知」の探求
六 「存在の知」と「存在の知」が導くもの
(一)生と死は同対なるもの
(二)「存在の意味」と同対の「存在の知」
第二章 「反対性 同対論」
一 「反対性」という考え方
二 「反対性」の重要性
三 「反対性 同対論」はなぜ必要なのか
(一)存在の誤謬性を明らかにする
(二)「存在の意味」を知るために
(三)知能の本質を知るために
四 欲望の源泉
(一)物質は争わない
(二)争うのは「動物の知」
(三)物質でないもの
五 果てなき欲望の渦
六 「反対性 同対論」の必要性
(一)生と死は同対
(二)知を持ったために生まれた欲望
(三)「動物の知」を抑えるために
第三章 ゼロにかたちはない
一 ゼロは存在を証明する
二 死の意味
三 愛や悲しみを育むもの
四 「動物の知」による災い
五 ゼロから考える
六 「存在の知」への願い
七 「存在の意味」を考えよ
八 「反対性 同対論」の示唆
九 私論の根源
最も動物である男の独り言
「もしかすると、生命は生命と争い、滅亡していく物質なのかもしれません。」
■著者紹介
池上 時夫(いけがみ ときお)
現在85歳
平成12年頃からNHK学園に通信教育で学ぶ。
平成18年頃から現代歌人協会の公開講座に通う。
『短歌』(KADOKAWA刊)を講読し、角川歌壇に投稿。
(いずれも平成28年頃から療養のため休止中)
歌集『幻歌(まぼろしをうたう)』(角川文化振興財団刊、平成30年)がある。