出版実績

ありがとうをもう一度

元看護婦の母が決めた最後の選択は、誰にも助けを求めないことだった

ジャンル
エッセイ 随筆
シリーズ
新刊
著者
・著
ISBN
9784344928930
判型
4-6 ・ 294ページ
出版年月日

内容紹介

末期の全身ガンと診断された母にとって、
為せる術といえば時を待つ事より他は無かった。
その数ヶ月後、どうしてか、それらのガンは消えた。けれど、
その奇跡は頭にまでは届かず、脳腫瘍という悪魔の巣くうに任せた。
そして、当初より、一切の延命治療を拒んでいた母が、
或る日「怖い、怖いのよ……」と、私の胸に泣きすがった。
生と死を見つめるという事がどういうものであるのか、
時の経過と症状の進行に伴い心と思考はどう移り変わるのか。
心情と季節により変わる安曇野の自然を重ねながら、
母の命と対峙した1年間を情感溢れる短歌とともに書き綴った随想録。

■著者紹介
残間 昭彦(ざんま あきひこ)
昭和37年8月6日生まれ。新潟県新潟市出身。
保険会社勤務の父の転勤に伴い転居を繰り返す幼年期を過ごし、
11歳以降は埼玉の地にて少年期から青年期を過ごす。
昭和56年、埼玉県立大宮武蔵野高等学校普通科を卒業。
昭和58年、東京デザイナー学院インテリアデザイン科を卒業の後、
室内装飾及び建築業関連の職につく。
昭和62年、独立起業して一般建設請負業の会社を設立。
平成六年、ログハウスの輸入及び国内供給を手がける。
平成13年、信州安曇野へ移住。
平成17年、紀行エッセイ「白夜の風に漂う─ビジネスマンが歩いたスウェーデン─」刊行。
平成19年、平和エッセイ「八月の交シンフォニー響楽─忘れてはいけないことを忘れるために─」刊行。

書籍を購入

  • amazon
  • 楽天ブックス
  • amazon
  • 楽天ブックス

あなたも出版してみませんか?
お気軽にご相談ください。

03-5411-7188

営業時間:平日10:00〜18:30

テキストのコピーはできません。