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初心者に必要な、山の知識やトラブル解決法をユーモアたっぷりに伝授する。
第1章 山心の黎明期
【高崎観音山】虫からもらった生きる力
【開聞岳】山頂は歌声喫茶
第2章 山心の萌芽期
【槍ヶ岳】少佐に誘われて
【東鎌尾根】チーズもらって飴玉返す
第3章 山心の発展期
【白馬岳】家出して来た岐阜の人
【雲ノ平】北アルプス最奥を歩く
【奥穂高岳】吊り尾根を越えて
【北岳】満天の星空に流星群
【甲斐駒ヶ岳と仙丈岳】報われた真夜中登山
【荒船山】浩宮さまが登った山
【蝶ヶ岳】5月連休の北アルプス
第4章 山心の成熟期
【鳥海山】いまを生きる人たち
【大雪山】旭岳からトムラウシ縦走の記
【石鎚山】おかげさまで
【八甲田山】季節の共演
【秋田駒ヶ岳】八戸の男の話
【岩手山】賢治や啄木を思う
第5章 山心の斜陽期
【妙義山】51年前の初デート
【天覧山と多峰主山】サシバが観たいという男
テレビでは、実力ある凄いガイドとともに登る「百名山」の美しい番組が放送される。しかし一般の登山者たちには、そんな凄いガイドはいないし一人で登ることも多いはずだ。最初は紳士靴で山に登ったという82歳の著者が、60年以上にわたる自身の登山体験から、初心者に必要な山の知識やトラブル解決法を人生になぞらえてユーモアたっぷりに伝授する。
■著者紹介
吉田憲賢(よしだ よしのり)
昭和12年2月6日群馬県高崎市生まれ。群馬県立高崎工業高等学校電気通信科卒業。
立教大学理学部卒業。東京都公立中学校教諭36年勤務。不登校生対象の「あゆみ教室」に5年勤務。著書に『型破りの数学:小説的数学試験問題』(鳩の森書房)、『数学をつくるこころ―小さな数学者たち』(三省堂)がある。令和元年、現在82歳。