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コスモポリタンによる新時代に向けた世界平和論。待望の文庫改訂版。
第一章 症例報告:戦争と本土復帰に翻弄されたある沖縄人の半生
第二章 症例検討:戦争の病態
第三章 予防と治療:世界連邦の設立
世界平和の実現と、全人類に対する平等な教育を。世界各国が戦力を供出し、国連以上の戦争抑止力のある国際機関「世界連邦」を設立することを提言。琉球人のオープンマインドと日本人の勤勉さが、世界平和のカギを握る。
戦争は個人の心のホメオスタシス(恒常性)の乱れから生じる社会的疾患/日本は平和憲法を堅持し、外交力を練磨すべき/なぜ日本人の戦争の記憶は風化しやすいのか/原発は戦争に密接に関連する/大量消費社会は戦争を誘発する/戦争回避のために多様なエネルギー共同開発を/エスペラント語の普及を
■著者紹介
下地 恒毅(しもじ こうき)
那覇高校から、熊本大学医学部を経て京都大学医学部大学院修了。その後、新潟大学医学部教授、退官后、ロンドン大学客員教授を歴任し、現在NPO標準医療情報センター理事長、ペインコントロール研究所会長。