出版実績

クラシック アホラシー

話題を呼んだ痛快クラシック評論、待望の文庫化!

ジャンル
エピソード集 文学・評論
シリーズ
新刊
著者
・著
ISBN
9784344919310
判型
文庫 ・ 210ページ
出版年月日

内容紹介

平林直哉氏の著書に『クラシック100バカ』という、何とも過激な本がある。
文字通りクラシック音楽界に巣食う古今東西のバカどもを容赦なく糾弾していて、
読み手としては何とも痛快な反面、時折自分のことを言われているような気がして背筋が寒くなる。
この本は「盤鬼」と恐れられるほど古今のレコード・CDに精通されるとともに、
『クラシックプレス』の編集などを通じて業界の裏まで知り尽くす筆者だからこそ
可能となったものであるが、それに対して「僕」自身は、年に何枚かCDやDVDを買い、
テレビやFMでクラシック番組を録画・録音し、コンサートにも何回か足を運ぶ程度のごく普通?の
クラシック・ファン。そんな僕がこの本に脱帽したのは当たり前だが、そこでクラシック音楽界の
「アホ」な人や物を探してみると、これがいる、いる。
クラシック音楽は世界最高の芸術だと信じているアホ、楽譜が読めるのを自慢するアホ、
クラシックなんて誰が演奏しても同じだと信じているアホ、チケットの値段やエピソードや顔で
演奏家を選ぶアホ、演奏後いつまでも拍手を続けるアホ……。
これはぜひ一度まとめておかねばならぬ!
強い(?)問題意識から筆をとり、クラシック業界に蔓延る「アホ」たちを一刀両断!
「クラシックってなにがおもしろいの?」「どう聞けばいいの?」
――クラシック初心者のそんな疑問もたちまち解消、目からウロコの痛快評論。

■著者紹介

神沼遼太郎(かみぬま りょうたろう)
1962年大阪生れ。1990〜98年にかけて『音楽現代』(芸術現代社)に
「ニュー・ヨーク便り」などを断続的に連載、
2006〜07年にかけて『クラシック・ジャーナル』(アルファベータ社)に
「知られざるアメリカ音楽発展史――それは1940年代から始まった」を連載。
その他『WAVE 31 カルロス・クライバー』(ペヨトル工房)、
『グランド・オペラ』(音楽之友社)、『CDジャーナル』(音楽出版社)、
『マリ・クレール』(中央公論社(当時))などに執筆歴あり。
現在2つのウェブサイト、「昨日のコンサート、どうだった?」
(http://www.geocities.jp/lastnightconcert/)及び「スティーヴン・ソンドハイム倶楽部」
(http://www.ne.jp/asahi/sondheim/club/)を運営。

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