制作実績

皇室の危機

「これからの皇室」を読み解く新評論、待望の文庫版!

ジャンル
文学・評論 社会・政治 ノンフィクション
シリーズ
新刊
著者
・著
ISBN
9784344917637
判型
文庫・162ページ
出版年月日
価格
660円(税込)

目次

第一章 「万世一系」は歴史的英知の賜物
1 実在としての天照大神
2 神武天皇と崇神天皇、すなわち天皇の始まり
3 古墳・遺跡に残る倭王の姿
4 「万世一系」への思いが生んだ継体天皇

第二章 世界の王位継承の実際
1 フランス―受け継がれるカペー朝の精神
カペー朝一五代/カペー朝の特徴/ヴァロワ朝一三代
ヴァロワ朝の特徴/ブルボン朝七代/オルレアン朝一代
ブルボン朝とオルレアン朝の特徴
2 イギリス―簒奪の連鎖が生む知恵
ノルマン朝三代/ブロワ朝一代/プランタジネット朝八代
ノルマン朝という血統/ランカスター朝三代/ヨーク朝三代
簒奪か議会の承認か/テューダー朝六代/ステュアート朝六代
ハノーヴァー朝、サクス・コバーグ・ゴータ朝、ウインザー朝
国民に愛される努力
3 中国―禅譲か簒奪か、統一か乱立か
古代の王朝/南北朝時代の南の王朝、すなわち中国人の王朝
南北朝時代の北の王朝/傍系による王朝/異民族による簒奪

第三章 日本の皇位継承の考察
1 有力豪族から皇位を推挙された時代
2 律令の下での皇位継承の時代
3 摂関制の下での皇位継承の時代
4 院政の下での皇位継承の時代
5  伏見宮家による皇位継承と永世宮家=世襲親王家の創立の時代
6 まとめと提言

内容紹介

近い将来、秋篠宮家の親王が天皇に即位すると、宮家からの皇位継承として、1428年以来四度目の事例となる。天皇の直系に男子不在の際には、宮家から天皇を出してきた。しかし現在では、その宮家も、秋篠宮家の親王が最後の男子であり、天皇消滅の危機にある。この「皇統断絶」の危機――世界に誇れる日本の伝統が崩れつつあり、ひいては「平和」をも揺るがしかねないこの大問題に、日本人はどう向き合うべきか。2014年に刊行した話題のルネッサンス新書、待望の文庫化!

■著者紹介
1956年、北海道に生まれる。東北大学卒。もともと戦国から江戸時代にかけての大名の研究に没頭していたが、四十代のときに出合った『帝王後醍醐』(村松剛著、中公文庫)がきっかけとなり歴代の天皇や南北朝の歴史に興味を持ち、『室町時代の一皇族の生涯』(横井清著、講談社学術文庫)により皇位継承について探求を始めることとなった。現在、デンマークの王位継承や大名の相続についても知見を深めている。

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