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苦難のなか親から子へと受け継がれていく、逞しく生きる力を描く感動歴史長編
一 金融恐慌
二 渡満
三 満州領有計画
四 満州帝国樹立
五 繁栄
六 戦争
七 敗戦
八 慟哭
九 収容所
十 夕日の子
昭和2年、日本を未曾有の金融恐慌が襲い、勤務先が倒産した江崎洋一は活路を求めて単身満州に渡った。大陸の底知れぬパワーに魅了され、洋一は夢中になって満鉄調査部での仕事に打ち込んでいた。ようやく家族を迎える準備が整ったと思ったその時、悲報が飛び込んできた――。満州で家族が辿った道は、日本人の歴史の一つとして知らなければならない。苦難のなか親から子へと受け継がれていく、逞しく生きる力を描く感動歴史長編。
■著者紹介
茨城県在住医師。次兄、次姉が渡満し、昭和21年帰国。
著書:『秀吉と利休、相剋の朝』(幻冬舎ルネッサンス、2007 年)、『信長と久秀 悪名の誉れ』(同、2008 年)、『皇国の興廃、この一戦にあり』(同、2010 年)