制作実績

薫風のトゥーレ

北極の島に住む生き物たちの目線を通じて描く、ファンタジー小説。

ジャンル
単行本 文学・評論
シリーズ
新刊
著者
・著
ISBN
9784344912595
判型
4-6・256ページ
出版年月日
価格
1430円(税込)

目次

プロローグ 極北に春
第1章 黄の大輪
第2章 喰らうとは
第3章 氷河の前庭
第4章 尾根の長屋
第5章 天翔る簒奪者
第6章 枝角
第7章 凋落する昼
第8章 煌く夜界と闇
第9章 雪駆る追跡者
第10章 帰還する陽
第11章 黒壁
第12章 鷗達の事情
第13章 彷徨う巨なる者
第14章 南の果てから
第15章 島への渡り
第16章 流離う小さき者
第17章 日向野へ
第18章 帰らない鳥
エピローグ 長い長い途

内容紹介

極北の冷たい海に囲まれた隔絶の地、トゥーレに5頭のホッキョクギツネが生まれた。
やがて子ギツネ達は自分で狩りをするようになるが、ソルだけはどうしても狩りができなかった。「ボクのために何かを新たに殺すのはダメなんだよ」そういってソルが食べるのは既に死んでいる生き物ばかり。ホッキョクギツネは生まれて約3カ月で親離れをする。はたしてソルは極北の冬という長い試練を耐え抜き、トゥーレの地で生きて行けるのか。
「生きるってことは、食うってこった」――雄大な自然と命のつながりを、極北の島に住む生き物たちの目線で描いたファンタジー小説。

 

■著者紹介

林健太郎(はやしけんたろう)
1968年石川県出身。現職は国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構農業環境変動研究センター。
北海道大学大学院(工学修士)/東京農工大学大学院(博士(農学))。人間活動が地球の窒素循環にもたらす影響を研究テーマとする。行動範囲は農地から両極地まで。第58次日本南極地域観測隊夏隊員。

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