制作実績

黒い風 

子どもたちに震災の実際を知ってほしい、先人の教え、命の大切さを心に刻んでほしいという思いから[3.11]を「マンガ」という形で表現。

ジャンル
単行本 ノンフィクション 歴史・地理 コミック・アニメ・BL
シリーズ
新刊
著者
・著 有我すずな・作
ISBN
9784344910003
判型
4-6・232ページ
出版年月日
価格
1018.6円(税込)

目次

第1章「あの日」私は
第2章ふるさとの友への思い
第3章ケイタイの向こうでは
第4章「酔仙酒造」が流れてゆく
第5章「復興の先駆け」――第一印刷
第6章「生きているだけでありがたいの」
第7章「第二のふるさと」陸前高田へ
第8章黒い風が吹いた!
第9章そのまま逃げろ!
第10章浮かんだ言葉は「阿鼻叫喚」
第11章気仙川の水が引いた
第12章海の底を見た
第13章ウォーキング・シューズ
第14章追悼・理代ちゃんのタクト
あとがきにかえて 未来の子どもたちへ

内容紹介

原作者は中学高校を陸前高田市で過ごし、同級生の幾人かが東日本大震災による津波の犠牲になる。この記憶を風化させてはいけないと、同級生に取材して2012年、聴き書き『わたしの友の[3.11]』を私家版として上梓。その後、当時何が起きたか知らない子どもにも、津波の恐ろしさ、その下で何が起きていたのか伝えたいとマンガ化を思い立ち、漫画家・有我氏に作画を依頼。陸前高田市の14人の同級生の辛い体験がリアルに描かれている。このノンフィクションマンガのタイトル『黒い風』は屋根の上はるか、想像を絶する津波の高さに、とっさに津波とは分からず黒い雲か風が襲ってくるように見えたという同級生の証言からつけられた。
大人が子どもに、子どもはさらに次の世代の子どもたちに語り継いでもらうための一冊。

■著者紹介
原作 中澤八千代 : 1946年、宮城県生まれ。中学・高校を岩手県陸前高田市で過ごした。着付け教室を運営するかたわら、10年ほど前から文章づくりを学ぶ。2009年に『母追憶 ゆずり葉』、2010年に『父の肖像 追憶の記』を結城八千代のペンネームで出版した。2012年、私家版として東日本大震災 聴き書き『わたしの友の[3.11]』を上梓。その後も友たちの暮らしの現実や陸前高田市の復興を見つめ「忘れない!東日本大震災」をテーマに、仲間たちとともに、イベント、講演会、ドキュメントタリー映画の上映など、さまざまな活動を続けている。神奈川県相模原市在住。

作画 有我すずな : 1966年、福島県生まれ。国立埼玉大学教養学部卒業。1988年、埼玉大学在学中に第22回小学館新人まんが賞で佳作を受賞し、『8月の空にエール』(小学館ちゃおDX)でデビュー。『育子!3本勝負』(小学館ちゃお)、『1987年のナポレオン』(角川書店ASUKA)、『お箸の国の恋人』(小学館Young JUDY)などを雑誌掲載。2005年には、福島県の高校生向け男女共同参画用の副読本のマンガも手がける。2007年頃から、出身地である福島県須賀川市の明治・大正期の作家「水野仙子」について調べ、同氏を題材としたマンガやイラストを制作中。2013年から福島市「第一印刷」の「らら・カフェ」に『福島ゆかりの女たち』を連載。イラストレーターとしても活躍しており、出身地の福島県須賀川市や地元さいたま市を中心にイラストを展示するほか、現在、毎日新聞仙台版コラム欄の記者の似顔絵を描いている。

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