哀愁の西雲楼
朝の来ない夜はない
拾われた命が、夜に咲く。
- ジャンル
- 小説 歴史・地理
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 竹中水前・著
- ISBN
- 9784344699601
- 判型
- 4-6 ・ 180ページ
- 出版年月日
- 2026/7/10
内容紹介
これは、霧の五木村が生んだ或る女の一生だ。
口減らしで売られた十四歳の娘が、日本有数の廓の頂点に立った。
愛した男がいた。ただ一人の男が。
だがその恋は、永遠に報われてはならなかった。
二人の間には知られざる運命が眠っていた。
赤ん坊は、ヒロ子と名づけられた。
売られた命が、芸妓・芳野として廓の頂点に立った。
哀しみを抱えた女たちが、ある夜、日本で初めてストライキを起こした。
芳野は、ただ一度だけ、女になろうとした。
その恋の果てに待つものが、これほど哀切な真実だとは。
霧は、晴れなかった。
■著者紹介
竹中 水前(たけなか すいぜん)
本名:竹中 寛(たけなか ひろし)
熊本県八代市出身、東京都江東区在住
1965年 (株)ブリヂストン入社。技術センターに勤務
1970年 日本大学理工学部(夜間部)卒業
1975年以降、レバノン、エジプト、イギリス、フランス、西ドイツ、ベルギーに駐在。その後、オーストラリア、南アフリカで9年間、現地法人の代表取締役社長を歴任
以上合計23年間の海外勤務を家族帯同で経験
2007年 定年を機に南アフリカより帰国
継続勤務のかたわら文学を志し、塩見
鮮一郎、八覚正大両氏に師事
2009年 (株)ブリヂストン退社
2010~2016年 三井物産パッケージング(株)技術顧問
著書に『濡れた石畳』(幻冬舎 2018年)
『アパルトヘイトの残滓』(幻冬舎 2020年)
※以上、「竹中 寛」名にて出版
『カスバの女』(幻冬舎 2024年)
賞歴 エッセイ社会批評賞
「タイヤ検視官」(文芸思潮 2014年)
銀華文学賞佳作
「とかげの頭切り」(文芸思潮 2019年)
エッセイ優秀賞
「カダフィーの国のヌエジ」(文芸思潮 2023年)
エッセイ優秀賞
「束の間の平和」(文芸思潮 2025年)
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