発達障害の「補助線」
小児科医が読み解く子どもの世界
病気でも問題でもない。発達障害は可能性を秘めた「特性」である。
- ジャンル
- 医学・薬学
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 藤本伸治・著
- ISBN
- 9784344694781
- 判型
- 新書 ・ 208ページ
- 出版年月日
- 2025/10/30
内容紹介
ASDやADHDの「困った行動」も、奥にある理由がわかれば支援の道筋が見えてくる。
診断はゴールではなく、未来を描くための”道しるべ”。
地域で5,000人以上の発達相談に向き合ってきた小児科医が語る”診断の先”の支援とは──
発達障害の診断は決してネガティブなレッテルではありません。
特性を正しく理解し、「よりよく生きる」ための入り口であり、ただの”ラベル”ではなく、”羅針盤”なのです。(本文より)
発達に悩みを抱える子どもたちと関わるすべての大人が読むべき一冊
■著者紹介
藤本 伸治(ふじもと しんじ)
愛知県知多市・つつじが丘こどもクリニック院長。小児科専門医・小児神経専門医。
山口県生まれ。京都大学文学部を中退後、人間理解への関心から医学の道へ進む。
名古屋市立大学医学部卒業後、同大学病院小児科、名古屋市立大学大学院医学研究科助教授を歴任し、その間カリフォルニア大学サンフランシスコ校に留学。
2006年より現職。これまでに5,000人以上の発達相談を担当し、3,800人以上の子どもに発達障害の診断と支援を行ってきた。
臨床・教育・研究の幅広い経験を生かし、地域医療と保護者支援に力を注いでいる。三人の子どもの父。
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