制作実績

水晶の人 詩人・入江亮太郎へ

昭和という激動の時代を生きたある詩人の生涯を、妻から夫への手紙形式で綴った随筆

ジャンル
単行本 文学・評論
シリーズ
その他
著者
・著
ISBN
9784779003776
判型
4-6・244ページ
出版年月日
価格
1540円(税込)

目次

序章 第一章 母たち 第二章 邂逅 第三章 父 第四章 師と友 第五章 戦後 第六章 愛 第七章 生活 第八章 終焉 入江亮太郎略歴 坂と橋と岬と 山本定祐

内容紹介

昭和という激動の時代、全身全霊を詩の創作に捧げた入江亮太郎。詩の世界に畏怖の念を抱き、不安と焦燥感に苛まれながらの人生だった。孤高の夫・入江亮太郎を、同じく文学を志す者として冷静に見つめ、尊敬と情愛をもって寄り添ってきた妻が綴った「夫婦の物語」。筆者は、夫の遺稿や手紙を整理しているとき、小さな紙片に「水晶」と題したメモを発見する。夫は自身を「水晶」になぞらえ、自分の来し方をまとめようとしたのだ。現代の高度情報化社会とは無縁な生き方を貫いた夫の生き方は、「まるで10世紀も昔の書物の残欠をみるような趣」がある。しかし、派手な自己主張や抜け目のない処世術がはびこる現代にあって、いささかも時流に迎合することなく、名利を無視し、自らの磨き抜かれた表現世界を生涯にわたって保ち続けたのだった。
1930年5月、東京都生まれ。1989年より金子兜太に師事。「海程」「遊牧」同人。現代俳句協会会員。国際俳句交流協会会員。著書に句集「絹雲」(富士見書房)、翻訳としてチェロウ・ミロシュ「ギル教授の孤独」(鏡浦書房)、「入江亮太郎作品集 舟の客」(編者)(幻冬舎ルネッサンス、2010年)がある。
「静岡新聞」(2011年1月29日)で連合広告が掲載されました。 「神奈川新聞」(2008年12月7日)で紹介されました。 「日経新聞」(2008年10月19日)で連合広告が掲載されました。
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