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謎に包まれたゆうれい船。『くれない艦隊』の正体とは――。
第一幕 くれない艦隊現る!
第二幕 くれない艦隊、二度目の出現
第三幕 三度目の正直
第四幕 駆逐艦さくら 長内艦長の不思議な生い立ち
第五幕 近代海軍(海上自衛隊)、くれない艦隊に挑む!
第六幕 くれない艦隊出現の原因と思われる要素
第七幕 「ちょっと、それどういうことよ!」
第八幕 くれない艦隊を現代科学で推理する
第九幕 やむにやまれぬ現代社会の闇
第十幕 現代の「くれない艦隊」再出現の予期
参考文献リスト
大日本帝国海軍連合艦隊とアメリカ太平洋艦隊の激戦中、突如として謎の艦隊が出現した。
人影の見当たらないその船は、姿を現すやいなや周囲の戦艦を次々と沈め、いずこともなく消えたという。
わずかに生き残った者たちは、この信じがたい怪奇現象を目の前に、ただ茫然としていた――。
幾度ともなく目撃され、しかし未だ正体不明のゆうれい船を科学的視点から分析。
ミステリー事例や昨今の社会情勢を織り交ぜながら、「くれない艦隊」の謎に迫った超短編SF小説。
■著者紹介
松島正欣(まつしままさよし)
1962年生まれ。広島県崇徳高校卒。
農林水産省水産大学校漁業学科卒。東京商船大学大学院修了(商船学修士)。
平成3年国土交通省(旧運輸省)造船職採用、船舶検査官、船舶測度官、海上技術安全研究所企画室専門官、科学技術庁原子力安全局放射線安全課係長、港湾局技術課係長など国家公務員として
23年間勤務。その後、民間会社を2つ経て、現在は無職。
「人生に一度は本を書いてみたい」と言う夢を持って幻冬舎に応募。現在に至る。
広島市在住。