30年の歳月をかけた我が子のような作品。多くの方に読み継がれることを祈っています。
九州の地に眠る記憶をたどり、幻想を越えた
リアルな倭国の姿を描く歴史探訪記。
宇佐国造の血脈が導く歴史の深層に迫る
宇佐の古代豪族「宇佐国造」の末裔である著者が、自らのルーツと倭国の歴史をたどるため、九州を中心に各地の古墳や伝承地を巡る。既存の定説にとらわれず、地形・考古資料・文献から独自に考察した20章にわたる歴史調査報告を通して、新たな歴史の輪郭を描き出す。
母方の遺産相続で鎌倉時代からの先祖の屋敷跡を知り、何度も危機をかいくぐってきた先祖の生き様を子供達や次世代に残したいと強く思いました。宇佐八幡宮の放生会1300年のイベントに携わった際、本格的に出版しようと決意しました。
―制作中に大変だったのはどんなときですか?人に読んでもらうための文体を見つけることでした。論文とは違い、読者の心を惹き付ける書き方が必要で、第1章を何度も書いては「面白くないなぁ」と削除する日々。まさにシーシュポスの神話のような毎日でした。
―制作中に大変だったことをどのように乗り越えましたか?この文章を残さなければという強い思いで、何度挫けても書き続けました。そんな中、テーマごとに短編推理小説のような文体で書けないかとひらめき、歴史調査報告書という形で再挑戦すると、するっと第1章が完成。そこから第20章まで一気に書き上げることができました。
―制作中によかったと思えたのはどんなことですか?編集の方が私の気持ちを盛り上げ続けてくれたことです。制作期間中、不安になることもありましたが、そんな時に鼓舞していただき、何とか制作期間を乗り越えることができました。
―読者へのメッセージをお願いします。この本は新しい知見で古代史を語っています。古代史は現地を歩いて感じ取るものです。読者のみなさんには、ぜひこの本を片手に伝承地や遺跡を回ることをおすすめします。きっと大きな発見が待っているでしょう。
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