著者インタビュー

病気で苦しんでいる方々の悩み解消の一助にしていただければ有り難いと思っています。

国指定の難病、「多発性硬化症」。
若い女性に発症例が多く、免疫システムの異常により手足が動きにくくなるといった症状が出る。

「原因不明」と告げられながらも、諦めずに妻を献身的に支えてきた著者が綴る、多発性硬化症の患者、健康に不安を抱える若い世代へのヒントが詰まった一冊。

―今回、出版をしようと思ったきっかけを教えてください。

お釈迦さまや古代ギリシャの医聖ヒポクラテスを始め多くの偉人たちが、食べ物と病気の因果関係を説いてきたにもかかわらず、病気に罹りますと医療機関を受診し診断を受け薬を処方してもらえば病気は治るものと思い込んでいました。

妻が難病を罹患して医師団から原因不明で一生完治せず、間もなく車椅子が必要となりその後寝たきりになると宣告されようとは考えたことも無いことでした。

原因は必ずあると思い試行錯誤しながら追及した結果たどり着いたのが断食と酵素食(プラントベース・ホールフード・ローフード)です。

これを多くの人々に知っていただくことは、大変有意義なことであると思い出版を決意しました。

―書籍の制作をはじめる際に不安な点はありましたか?

幻冬舎出版の本も数冊読んでいたことに後で気付いたのですが、幻冬舎ルネッサンスという出版社についての知識が全くありませんでしたので当初は不安でした。

しかし娘の後押しで北参道の本社を訪問し、担当者と面会したことにより不安は解消されました。

―制作の過程で不安を解消できましたか?

編集の担当者は、随所で素晴らしいアドバイスをしてくださいました。最初に提出しました原稿は9万語を超え200ページ余りになりましたが編集の方に極めて適切な提案をしていただいたおかげで、目標の7万語176ページに近付けることが出来ました。病気の当事者である妻の心情を表現することは至難の事でしたが、編集の方の提案を考慮して闘病中の日記を探し出しそのまま掲載したことは有効であったと感じています。

―制作を進めるなかで印象的だったことを教えてください。

編集者の的確な助言は、初めての試みである「本の制作」を進める中で行き詰まる私を何度も救ってくれました。有難う御座いました。心から感謝申し上げます。

―完成した本をどんな方に読んでほしいですか?

妻と同じような自己免疫疾患で苦しんでいる方々、またその人を看病している親族や医療関係者あるいは健康に対し不安を抱いている人々に読んでいただければ幸いです。

ヒトは37兆個以上の細胞で構成されており、その細胞は少数の元素で出来ている分子が基礎になっています。細胞中では絶え間なく原子や分子の化学的組み換えが行われ、その結果による新陳代謝で生命が保たれています。

その事実を認識することは、病気治しに極めて有効であるとの結論に至りました。

―書籍に込めた思いを教えてください。

ヒトの個体差は相当に大きいと思われますので、特に原因不明の難病などは医師の指示通りに薬の服用や自己注射を行っても期待する結果が得られない場合があるようです。

科学が進化した現代において原因不明はそれほど多くないと思われますので、自ら最適の解決策を見出すための努力が必要です。

出来得る限りの知識を得て、あらゆる角度から考察するならば必ず良い解決策が解明できるはずです。

ポイントは、「決して諦めない」です。

―これから出版を考えている人へのメッセージをお願いします。

文章を書くことの苦手な私ですので、本が出版できるとは思ってもいないことでした。完成後贈呈した友人から「良いものを残したねえ」と言われ、「そう言えばそうだなあ」と思い子孫への贈り物になるかも知れないと考えを新たにしました。

家族はもとより必要と思っている人が一人でも居ると感じたなら、ご自分の体験記を科学的な根拠を示して、できるだけ分かり易く表現するように心がけて書き綴っていけば何とかなるものだなあと思っています。


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