著者インタビュー

平石奎太様

出版というのは人の輪が広がって、新しい世界が生まれます

規模や業種を問わず、多方面にわたった事例を紹介。経営コンサルタントとして数々の事業を再建してきた著者による真の生産性向上を遂げ、経営改善を成功させるための手引書。

 

著者プロフィール

平石経営研究所代表経営コンサルタント。(元)大阪府指定出資法人評価等審議会委員。1959年東京大学法学部卒業。1959年三洋電機株式会社入社。冷蔵庫国内営業部統括部長。冷凍機事業部長。株式会社三洋スカイリゾート社長。1995年三洋電機退社。経営コンサルティングに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

生産性向上はこうする
ご出版されたきっかけを教えてください。

平石 もともとは、私がコンサルした事例を書いた連載を北大阪会議所の会報でやっておりました。それが昨年100回に及んだところ、顧問先の印刷業の社長が記念集としてまとめてくれたんです。すると思いのほか反響があり、デジタル本にしてみようかと調べてみたら、ちょうど幻冬舎の大阪営業所がデジタル本の説明会をやるところでした。それで電話をしたことがきっかけです。話を聞くと自費出版ということで、最初は断ったんですけどね(笑)。

-一度は断ったにも関わらず、改めて出版を決意されたのはなぜですか?

平石 会って話した時に言われたのが、「これはコンサルタントのテキストとしてロングセラーになる内容です」と。コンサルの理論書は世の中にたくさんありますが、事例集というのはあまりないんですよ。しかも多業種に渡っての事例集は珍しいんでしょうね。「そこが魅力だ」と言われて、やる気になってしまいました()。老後の最後の投資として、皆さんにお役に立てればいいかなと思いまして。

-三洋電機の冷蔵庫は壊れにくいイメージがありますが、まえがきを読んでそのイメージを導いたのが平石さんだと知り驚きました。事例の説得力が一気に増すエピソードですよね。

平石 ありがとうございます。三洋電機在職中の事業部再建の例もそうですが、「生産性向上の種はいたるところにある」というのがこの本で伝えたいことの1つなんです。生産性向上というとすぐにIT化とか新しいシステムの導入とか言いますけど、金がかかると中小企業はなかなか手が付けられない。ところがこの本で紹介している事例は、金をかけずに改善するものばかりです。例えば中小企業に多いのが、創業以来、苦労してきた社長や幹部が「自分がやらなければ!」と仕事を全部抱え込んでるんですよ。それを思いきって部下に委譲することが大事でね。そのために何が必要かというと、現状を分析して仕事を標準化するんです。そうすると社長たちの残業が減って、任された部下は成長する。さらに生産性も向上して、いいこと尽くめなんです。

-費用をかけずに生産性向上が叶うというのは理想的な改善事例ですね。

平石 そうですね。去年、記念集ができた時は働き方改革に役立つだろうと思ったんです。真の働き方改革は生産性向上があって初めてできることで、むやみやたらに残業をやめてもどこかに無理が生じますからね。まずは働き方の改善をしないと。しかし今、働き方改革が思うほど進んでいない中で、追い打ちをかけるようにコロナがきた。コロナで疲弊してる企業が圧倒的に増えましたよね。そのような企業にお役に立てればありがたいことだと思います。

-ご出版にあたって、編集者とのやりとりで印象的だったことはありますか?

平石 大阪営業所に出向いた時に「新書版でいきたいから、内容を半分に圧縮したい」と言われたんですよ。「気軽に利用できるスタイルにしたい」と。私はちょっと心配になってね。元は100回の記念集だから、100回分の事例があることに価値があると思っていたんです。ところが出版されてみると、記念集の時よりはるかに反応がよくてね。言われたように、手軽で読みやすいんでしょうね。もう1つ、記念集は連載を1回目から並べてあるだけなんですよ。それをいったん壊して、第1章は「実例で探る改善策」、第2章は「コストダウン編」、第3章は「体質改善・人材育成」と編成したのが素晴らしいと思いましたね。装丁もよかったと思います。私は何も注文をつけてないんですが、デザイナーが3回も変えていました。本屋でも目につくデザインになって、よかったんじゃないでしょうか。

-最後に、出版を検討されてる方にメッセージをお願いします。

平石 出版というのは人の輪が広がって、新しい世界が生まれます。今回、出版にいたったのもすべて人の輪、絆が広げくれた偶然からでした。周りの人の動きのおかげでここまで来たのが不思議な感じでね。人に助けられたり、助けたりしてここまで来たんだなぁと実感しています。しかも本だから、ただ広がるんじゃなくて理解者が広がるものね。それが出版の最大の魅力じゃないでしょうか。出版を検討される方がいたら、その価値に目覚めるかどうかじゃないかと思います。

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