著者インタビュー

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著者インタビュー

学校生活以外で自分のやりたいことがこういうふうな形になってとても満足しています。

春日寛子、春日真樹、春日かれん氏

『心の結び目』
春日寛子、春日真樹、春日かれん 著

日本人として生まれながらも、外国で生まれ育ったために「日本の心」とは一体何なのかがわからないかれん。 かれんに本物の日本人になってほしいと願う母の真樹は、かれんのおばあちゃんの協力のもと日本の心の結晶、古今の名作詩をかれんに触れさせ、親子三代で感想を送り合うことを提案する。

こうして真樹の思いつきから海外生活の中で疎遠だった祖母と孫が日本の美しい詩の世界を共有して感想を伝え合うメールでの語らいが始まる。それがひいては何年も会っていなかったおばあちゃんの家に3人が集まり、集中合宿をしながら共著を書くという大プロジェクトに発展していった。

かれんのために詩を選び書き進めて行く母娘だが、本の終わりにかけて生粋の日本人の祖母寛子と娘の真樹の二人の秘密が次第に明らかになって行く。

海外で暮らすすべての日本人家族に贈る、珠玉の家族エッセイ。

―この度は初の著書、「心の結び目」のご出版、おめでとうございました。現在の心境をお聞かせください。

春日 ありがとうございます。正直言って、まだ出版したことが信じられないような気がします。幻冬舎さんからこのような機会がいただけただけでも本当に幸せだと思いました。学校生活以外に自分のやりたいことがこういうふうな形になってとても満足しています。表紙ののし柄もプレゼントみたいで気に入っています。

 

―日本で本を出版したことについて、周りの人や、お友達からはどういう反応がありましたか?

春日 本を書いていることは周りにはずっと内緒にしていたので、いきなり自分のSNSにアップしたときに友達からものすごく驚かれて、すごい数の”いいね”にびっくりしたのを覚えています。みんな口々にいつの間にこんなことしていたの?すごくコンセプトが面白い、って言ってもらえました。中には絶対サイン入りの本を頂戴、と言っておねだりされたのもうれしかったです。

 

―日本の詩について感想やエッセーを書く中で、一番大変だったのは何ですか?どんなところに苦労されましたか?

春日 まず、詩の表面的な意味以上に作者が何を伝えようとしているのかを把握するのが、すこし時間がかかり苦労しました。「秋風や模様のちがう皿二つ」っていう句があったのですが、柄のちがう皿が二枚、それが何?って本当に意味が解りませんでした。でも、意味が解って、その作者の心と共感できたあとは自然にいろんな自分なりの考え方が出てきて私らしい文になったと思います。母は私の日本語力に不安を持っていたようですが、案外書き始めたら、言いたいことが沢山出てきて自然体で書くことができました。これは自分でも驚いたところです。

また、普段、学校や部活では英語環境なので、使っている言葉の比率を考えると英語が圧倒的に多い中、こうして日本語にどっぷりつかって詩の世界を鑑賞するということに関しては、ハードルは高かったですが、やり終えて満足しています。

 

―日本のたくさんの詩に触れる中で、日本らしさを感じた点は何だったでしょう?

春日 繊細さ、やさしさ、簡潔で、一見何気なくて小さいけれどそんな美しさを大切にする、清らかな感じが日本らしいなぁと思いました。

 

―かれんさんはニューヨークで13年住んでいらっしゃいましたが、海外で生活される中でご自分が日本人だなぁと感じるところはどんなところでしょうか。

春日 ほとんどニューヨークで暮らしていたのですが、時折、無性に昆布おにぎりが食べたくなったり、「いただきます」、を言わないとご飯がちゃんと食べられない、とかいうのはやっぱり私が日本人だからなのかなぁと思います。あとは、お風呂につからないとシャワーだけでは物足りないとか、ヒノキのにおいの温浴材をいれると妙にほっとしたり、そういうことを感じるときに日本人を実感します。

 

―この春、早稲田大学国際教養学部に合格されたとお聞きしました。おめでとうございます。上海から日本に移られて大学生活を送ることについて、今どのようなお気持ちですか?

春日 まず、大学に合格出来てホッとしています。日本生活では今までずっと日本語の勉強を頑張ってきた成果が発揮できそうです。ニューヨークではドラマやアニメで見ていて日本での学生生活が昔からの憧れだったので、夢がかないました。日本に移ったら、新しいアパートの家具や家電、インテリアの買い物が楽しみですし、趣味のカフェ巡りが東京でできるのも待ち遠しいです。コンビニ大好きなので新潟のおじいちゃんにもう国際荷物でお菓子を送ってもらわなくても自分でコンビニに行って思う存分買えるようになるのも嬉しいです。太らないように頑張ります!

日本に行ったら、もっと日本語を上達させたいし、たくさん友達も作れたらいいと思います。これから大学では英語を保持しつつ、日本語中国語の勉強も続けて頑張ります!

 

―最後に、この本「心の結び目」をまだ手にされていない方が沢山おられますが、どんな方に是非読んでいただきたいですか?

春日 私も正直、日本の詩は触れる機会が全くなくて、実はほとんど何も知りませんでした。でも、私のようなあまり詩に全然興味がない高校生でも、ここに載っている詩に関してはすごく読みやすくて、日本の詩の選りすぐりベスト選集になっているので、私のように日ごろ詩を全く読まない高校生にたくさん読んでいただきたいです。

これはお母さんも言っていたのですが、本を読んでくれた人が、読書後にそれぞれのお宅で自分のおばあちゃん、お母さん同士でこの本を回して読みあって自分たちの家族三世代で感想を言い合いっこしあうのも楽しいと思いました。すごくいろいろお互いの発見があったり、好きなものが似ていたするのを嬉しく思ったり、そんな読み方も素敵かなと思いました。お値段以上なので、是非買ってください~!

 

『心の結び目』
春日寛子、春日真樹、春日かれん 著
ISBN:9784344915732
出版年月日:2018/02/15
書籍概要紹介:

日本の詩がつなぐ三世代の絆

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