執筆開始から1年経ち、いろんな方のお力添えで、ついに形になったという実感がこみ上げてきました。
<リード>
妊娠中の「食べちゃダメ」は本当? 体重管理はどこまで必要? 出産の痛みや無痛分娩、産後うつ、育児の悩みまで。妊娠・出産・産後に押し寄せる「これでいいのかな」に、産婦人科医がやさしく答える。
不安をあおる情報から少し離れて、心をふっと軽くする一冊。
ネットで検索しては、気づけば夜中まで画面とにらめっこ──そんな経験はありませんか。年間400件前後のお産に立ち会う産婦人科医が、妊娠・出産・産後の揺れる気持ちに寄り添いながら、情報過多による思い込みをやさしくほどいていく。不安にのみ込まれず、比べすぎず、自分のペースで母になる時間を歩むためのメッセージ。
診療所経営の傍らで医療現場の実情をブログで発信を続けてきたことが、どなたかのお目に留まったのか、幻冬舎から執筆しないかとのお声かけをいただき、書いてみようと思いました。少子化で分娩施設の仕事も少しずつ減っていくことが予想され、日々感じている現代の妊産婦さんの悩みを何とか軽くできないものかと思っていたところだったので、挑戦してみたいと思いました。
―制作を始める前、どんな不安がありましたか?すべて初めての経験で、分からないことばかりでしたが、プロデュースチームの皆さんから多くのアドバイスをいただき、あまり不安というほどのことはありませんでした。原稿締め切りを守れるか、幻冬舎ルネッサンスの皆さんに迷惑かけないかだけが心配でした。
―制作中に大変だったのはどんなときですか?3~4週間ごとの原稿提出でしたが、締め切り前は寝ないで頑張り、翌日の診療は大変でした。診療疲れで執筆から距離を置きたい日もありましたが、「なぜ、何のために書くのか?」と思い起こし、念仏のように自問自答して情熱を燃やしました。書き終わって、やはり行動の源はパッション!と感じています。
―完成した本をどんな方に読んでほしいですか?本のサブタイトルでもあります、「未来のお母さんとその家族になる皆さん」に読んでいただければと思います。過度な情報社会に流されて、不必要に窮屈に過ごしている妊産婦さんや、妊娠出産を考えている若い女性にとって、不安解消のヒントになれば嬉しいです。
―これから出版を考えている人へのメッセージをお願いします。伝えたいことがあったから書いたという行動に後悔はありません。執筆に必要かつ大切なことは情熱・やる気・目的意識かと思います。仕事よりも執筆を優先しなくてはならない瞬間や、眠らずに執筆しなくてはいけない時に特に感じました。その結果書き終わった時と、発刊された時の達成感は大きいものがありました。伝えたい思いのある人は、苦労はあるけど執筆活動もいいんじゃないでしょうか。
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