この本が、一人でも多くの方の人生の選択肢を広げる存在になってくれることを願っています。
資産があっても会社をやめなかった理由。
融資・成長・信用・家族――
「持ち続ける」ことでしか見えない景色がある。
FIRE(早期退職)がもてはやされる時代に、著者はあえて会社を辞めなかった。
資産が増え、時間の自由が見え始めても、「辞める」という選択を急がなかったのはなぜか。
本書は、会社員という立場を“制約”ではなく“最大の武器”として使い切りながら、人生の自由度を高めていく一人の実践記である。
安定した収入と信用を活かした資産形成、複数法人の運営、不動産や太陽光発電への投資。その過程で著者が直面したのは、成功の高揚よりも、むしろ「お金が増えることへの恐怖」だった。
資産規模が拡大するにつれ生まれる不安、欲と理性の葛藤、そして「辞めなくても自由でいられる状態」をどう築くか。
本書では、数字や理論だけでなく、そうした感情の揺れも包み隠さず描かれている。
大きな決断をしなくても、特別な才能がなくても、人生の選択肢は増やせる。
会社に残ることも、辞めることも、自分で選べる状態をつくる――
それこそが、著者の考える「FIREを超えた自由」だ。
将来に漠然とした不安を抱える会社員、FIREに違和感を覚えている人にこそ読んでほしい一冊。
世の中には「FIRE=会社を辞めることが正解」という情報が多くあります。しかし、私自身は会社員として働き続けながら資産形成を進める中で、「本当の自由とは辞めることではなく、辞めても困らない状態をつくること」だと考えるようになりました。その考え方を、自分の経験を通して伝えたいと思ったことが出版のきっかけです。
―制作中に大変だったのはどんなときですか?一番大変だったのは、「何を書くか」よりも「何を書かないか」を決めることでした。伝えたい経験は数多くありましたが、すべてを書けば読者にとって分かりにくい本になってしまいます。そのため、本当に伝えたいメッセージは何かを何度も考え直しました。また、仕事と執筆を両立するため、早朝や休日を活用しながら少しずつ原稿を書き進めることも大きな挑戦でした。
―制作中に大変だったことをどのように乗り越えましたか?完璧な文章を書こうとするのではなく、まず最後まで書き切ることを意識しました。書きながら何度も修正を重ねることで、少しずつ本当に伝えたいことが明確になっていきました。また、「この一冊が誰かの人生を変えるきっかけになるかもしれない」という思いが、大きな支えになりました。編集者の皆さまからの客観的な意見も励みとなり、一人では完成できなかったと感じています。
―制作を進めるなかで印象的だったことを教えてください。印象的だったのは、編集者の方から「ノウハウよりも、考え方や感情の変化に読者は共感します」と言われたことです。その言葉をきっかけに、成功体験だけではなく、眠れなかった夜や迷い、家族との葛藤なども率直に書くようになりました。その結果、自分自身でも納得できる内容になり、この本らしさが生まれたと感じています。
―書籍に込めた思いを教えてください。私が伝えたかったのは、「会社を辞めること」ではなく、「人生の選択肢を増やすこと」の大切さです。収入を増やすことだけが目的ではなく、自分や家族との時間を大切にしながら、納得できる人生を送るための土台をつくることが本当の自由だと考えています。本書が、誰かの人生の正解を示すのではなく、自分自身の答えを見つけるための一冊になれば幸いです。
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