会社の皆様、取材にご協力をいただいた皆様、刊行に向けて半年間にわたりサポートしていただいた幻冬舎の皆様に、感謝の気持ちで一杯です。
銀山温泉の老舗旅館、福祉施設、学校、東京の夜の街――
それぞれの場所で、日常が静かに軋みはじめる。
コロナ禍がもたらした不条理は、分断を生み、平穏な日々を少しずつ変えていった。
それでも人は生きていく。“決断”に揺れる人の心を、静かなユーモアで照らし出す。
卒業式が消えた春。温泉街から人影が途絶え、福祉施設ではクラスターが発生する。
社会の空気が一変し、仕事も暮らしも昨日までの「普通」が通用しなくなるなか、人は何を守るのか。
立場も境遇も異なる人々の視点を通して、失われたものの大きさと、それでも残るぬくもりを描き出す群像ドラマ。
他出版社が運営する小説投稿サイトにアップし、【5年程眠らせていたものを形にしたい】と思ったのがきっかけです。
―制作を始める前、どんな不安がありましたか?仕事との両立ができるのか、少しの不安がありました。ただし、原案はできていたので「なんとかなるだろう」という、根拠のない自信だけはありました。
―制作の過程で不安を解消できましたか?幻冬舎の皆様のおかげで、進めていくうちに不安は解消できました。また、山形在住でしたが、出張を利用し幻冬舎の皆様に直接お会いして、たくさんのアドバイスを受けたこともよかったです。
―制作中によかったと思えたのはどんなことですか?無名の素人が書いた1冊の本を、世の中に誕生させようとする本気の人たち(幻冬舎の皆様)がいることを知ったことです。また、その出会いに良かったと思います。
―読者へのメッセージをお願いします。コロナ禍をどう生きたのか、どう決断したのか、後世にどう伝えていくのか、ということを読者の皆さんが少しでも考えていただければ幸いです。
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