著者インタビュー

表紙があって、装丁された紙の「書籍」という形のものが、今手元にあって、ひとつの仕事が終えたと感じることが嬉しいです。

隠された過去、闇に葬られた命、消えた巨額資金。いくつもの疑惑の点と線がつながった時、衝撃の事実が浮かび上がる――。戦時下から戦後の中国と日本を舞台に描く、壮大なミステリーロマン。

 

新聞記者・今泉俊郎はイギリスの古書店で偶然手に取った『庭園の物語』に、亡き父・龍平の名前を見つける。世界に4冊しかないというその本の行方を追ううちに、著者であり父の友人でもある山崎孝太郎の失踪、装丁を手がけた叔母夫妻のスパイ容疑による逮捕など、本をめぐる疑惑が次々と浮上する。そんな中、自身の人生を左右する重大な秘密にたどり着いた俊郎は、その真実を確かめるため中国・蘇州へ向かうが――。

―今回、出版をしようと思ったきっかけを教えてください。

書いたものを、会ったこともない、不特定多数の誰かに読んでもらいたいという、スリリングな気持ちがあったからです。

―制作中に大変だったのはどんなときですか?

当初表紙の絵のイメージが、持っていたイメージと違っていました。それが満足されるまで時間がかかりましたが、最後には上手く仕上げていただきました。

―制作中によかったと思えたのはどんなことですか?

何回もの校閲を繰り返したことです。自分で書いていて気付かなかったことが、校閲の段階で確認することが出来ました。

―完成した本をどんな方に読んでほしいですか?

書店で手に取って興味を持って読んでもらうのが理想ですが、年齢は問わず、推理小説好きの読書家に読んでいただきたいです。

―書籍に込めた思いを教えてください。

これは初めて書いた長編推理小説なので、これまで温めた多くのアイディアを入れて、物の見方を文章として描写しました。


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