ひとつの形にできたことに満足しています。
1978~1984年。テクノポップ、DCブランド、角川映画、ニューアカデミズム――
あらゆるカルチャーが実験精神に満ち、互いに共振した稀有な時代。
その中心にいたYMOの軌跡から、日本の文化が「エッジ」を失う前夜までを徹底的に検証する。
多くの文献・証言から浮かび上がる、80年代カルチャーの真実
YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が疾走した6年間は、日本のポップカルチャーが最も輝いた時代だった。
3人の天才による電子音楽の革新。渋谷・原宿を中心とした都市文化の勃興。DCブランドに代表されるファッションの隆盛。
角川映画のメディアミックス戦略。そして「軽薄短小」という時代精神―――
YMOの軌跡を縦糸に、同時代の先鋭的な文化現象を横糸に織り込みながら、芳醇で濃密な文化の土壌があった時代を多角的に描き出した一作。
五十歳を過ぎて、改めて色々と勉強したいと思い、大学院へ入学しました。修士論文を担当教授に出版してはどうかと勧められ、出版に至りました。当初は出版など全く考えていなかったので、自分でも驚いています。
―制作を始める前、どんな不安がありましたか?元が論文ですから、読者に受け入れられ、伝わるかどうか不安でした。論文ならではの言い回しや論理展開は、書いている私自身も初体験でわからないことだらけで書いていったものですから、読者に意図を汲み取ってもらえるかどうか悩みました。
―制作の過程で不安を解消できましたか?編集の方々から常に読者目線でアドバイスをいただき、わからない言い回しや語彙をよりわかりやすく修正することができました。学術書としての体裁は保ちつつ、読者にも読みやすいものとなり、不安は解消されました。
―書籍に込めた思いを教えてください。自分が経験した80年代について書いていますが、その思い出に引きずられないよう留意しました。自分の思い出に基づいて書くと、どうしてもノスタルジーになり、脱線してしまうため、徹底的に冷静にこの時代を検証してみることを心がけました。
―読者へのメッセージをお願いします。学術書ですが、具体的なエピソードをふんだんに盛り込み、楽しめるような一冊にしたつもりです。YMOを縦軸に、この時代の様々なカルチャーを横軸に展開しています。YMOをよく知らない人にもぜひ読んでもらいたいです。
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