ほっとした気持ちと不思議な緊張感が入り混じっています。
少女殺害の容疑者、自首した男、事故死した青年――
それぞれの「死」の先で再会した彼らが導かれたのは、「幽世の法廷」。
この世界では、心の声がすべて聞こえてしまう。
隠していた真実、守りたかった嘘、抱えていた罪。
魂が裸にされるとき、本当の正義が姿を現す。
真実は、死んでから明らかになる。
工場の資金繰りに苦しむ吉田は、公園で話しかけてきた少女を思わず突き飛ばし殺害してしまう。
現実から目をそらすようにバーに逃げ込むと、偶然居合わせた同業者の男から試作品の依頼を持ち掛けられる。
工場を救うため、わずかな希望にすがる吉田だが、殺人の罪を暴かれ、ついに逮捕されてしまう。
家族と従業員を思い無罪を主張し続ける中、真犯人を名乗る別の人物が出頭したという知らせが入り……。
明確な理由として一言で語れるものではありませんが、日々の中で生まれては消えていった思考や感情が、ある時点で一冊の形を取りたい、残したいと感じた結果が本書となりました。
―制作中に大変だったのはどんなときですか?制作中に大変だと感じることはほとんどありませんでした。時間を忘れて向き合っていたように思います。その分、完成後に振り返ってみて、静かな達成感を覚えました。
―制作中によかったと思えたのはどんなことですか?書くという行為そのものに集中できていたこと、創作そのものを楽しめているという実感があり、その感覚を保てたことが、何よりよかった点だと思います。
―完成した本をどんな方に読んでほしいですか?特定の世代や立場に限らず、幅広い年齢層の方に読んでいただきたいと考えています。読んでくださる方それぞれの視点や経験によって異なる印象を持っていただけることを前提に、静かに楽しんでいただければと願っています。
―読者へのメッセージをお願いします。読み進める中で立ち止まったり、引っかかったりする感覚があれば、それを大切にしていただけたらと思います。読み終えたあとに残った感覚や問いを、ご自身の中で自由に抱えていただけたなら、それだけで十分だと思っています。
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