著者インタビュー

親戚や友人、取引先はみんな喜んでくれていて、私の考え方や仕事への向き合い方を理解してくださいました。

全身全霊で「仕事」に向き合った中国人創業者による、渾身の自叙伝。

31歳で中国から来日し、10年後に福井県で電池総合商社を起業。
異国の地で困難に打ち克ち、会社を成長させた秘訣とは。
逆境に耐え、ひたむきに働くすべての人へ捧げる魂のメッセージ。

―今回、出版をしようと思ったきっかけを教えてください。

中国出身なので、日本語がうまく書けるかが心配でしたが、実際に書き始めたら筆が止まりませんでした。 約二か月間、夜も週末も休まずに執筆を続けて、原稿を一気に仕上げることができました。

―書籍の制作をはじめる際に不安な点はありましたか?

大変だと思うことはありませんでした。強いて言えば、何度も引っ越しを経験していたので、20~30年前に書いたノートを見つけ出すのが少し手間でした。また、その当時の日付や人物の名前が正確かどうかを確認する作業も少し骨が折れました。

―制作の過程で不安を解消できましたか?

自分の執筆力については少し不安がありましたが、制作自体には始めから不安はありませんでした。 幻冬舎の編集者は書籍のプロで、制作に詳しいため、信頼して任せることができました。

―制作中によかったと思えたのはどんなことですか?

今まで経験したことをまとめて本にしたことで、家族だけではなく社員や取引先に読んでもらって、自分の苦渋に満ちた創業過程を知らしめられたことがよかったと考えています。

―制作を進めるなかで印象的だったことを教えてください。

常日頃から感謝の気持ちは持っているのですが、本を書いていると、苦しい時に助けてくれた人の顔が思い浮かんでより一層感謝の念を抱くことになったのが印象的です。人間はひとりで生きていくことができず、起業した人はなおさら周囲の助けが必要になるということを思い知りました。

―これから出版を考えている人へのメッセージをお願いします。

世の中には自分に代わる人はいません。本を出版しようしたら、それまでどれくらい自分の行動や思い出や悟りを記録してきたがが重要です。文章を書いて、出版したらいろいろな人脈作りになるチャンスとなります。


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