著者インタビュー

瀬戸浩二様

出版を終え、長年心のどこかにあった

棘のようなものが薄れた気がします。

『人はなぜ老いるのか-老化の物理学-』

大昔からあらゆる角度で研究をされてきた人間の「老い」という問題。
生きているものはすべて生まれた瞬間から死に向かい老いていくが、
この、老いという現象がどういう理由で起こることなのか、具体的に説明できる人は少ないのではないか。
人はなぜ死に向かうのか、体内では何が起こっているのか。
加齢の鍵を握る“エントロピー”。果たして、この物理量の正体とは――。
人が老いるという現象について、物理学的視点から迫る、新感覚エッセイ。

『人はなぜ老いるのか-老化の物理学-』

幻冬舎ルネッサンスから2017年に『人はなぜ老いるのか-老化の物理学-』を出版した瀬戸浩二氏。出版を決意したきっかけや出版後の変化を伺った。

 

-―出版をされたきっかけ・目的は何ですか?

瀬戸 30年ほど前から、医学の進歩は著しく10年前は化石とさえ言われていました。しかし、進歩したのは医薬品メーカーの薬の効果や副作用の低下、それと医療機器でした。超音波エコー、CTやMRIの精度は初期の画像と比較すると驚くほど向上しています。内視鏡検査もしかりです。いずれも非常に短時間で多くの情報を提供しています。

がん患者が増加しているのは環境の変化や食生活の変化だけではありません。医療機器が非常に良い精度で調べるため今まで検出されなかった異常が分かるようになったのではと思います。

このようなことから医学は真に進歩しているのかを問いかけたかったのです。

 

-―出版前後でどのような変化がありましたか?

瀬戸   出版を終え、長年心のどこかにあった棘のようなものが薄れた気がします。
私は寡黙で、あまり仲間と学問について議論することが無かったせいか、書籍を知人に出版の記念として差し上げたところ、”博学だなあ”とか”君がこんなにも物知りとは気が付かなかった”と驚きの返事が多くあったのには私も驚きました。

 

-―原稿に散りばめたこだわりや制作秘話をお聞かせください。

瀬戸 最初に編集者に原稿を見てもらった時、文章の長所と短所を指摘されたのですが、後に「さすが編集者」と気がつきました。
高等学校で生物を教えている友人に原稿を見せたところ”高校生になった知識で読んだが二度読んでやっと理解できた、難所は現在物理学のところ”と編集者と同じ意見でした。

有能な編集者と出会えたのは私にとって幸運なことですし、このようなスタッフに出版までを任せている幻冬舎に深謝いたします。

 

-―読者へのメッセージをお願いします。

瀬戸 宇宙で起きている現象はほぼ全て物理学で説明する事ができるようになりました。人の体で起きる代謝は全て化学反応です。化学反応も物理学の一部門です。人々の多くは体内で起きている化学反応は100%有効な分子へ変換されていると思っています。本著書はその間違いを指摘するものです。

制作にあたり、理学書で最も嫌われる数式をいかにして少なくして図式や言葉に置き換えるかを工夫しました。
国内の図書から図を引用するのは手続きが難しくお金もかかります。編集者の、外国の図書からの引用は著作権の問題ありませんとの助言で多くの数式は図と言葉で示す事ができました。

 

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