著者インタビュー

世に出す価値があるかどうか判断に迷って不安になりましたが、講評や助言に支えられて、不安を解消することができました。

新潟県につたわる「ヌナカワヒメ」伝説を調査するナンデモ研究会の四人組。
ある日突然異世界に引きこまれたと思ったら、
姫の一族と闇の者との戦いに巻きこまれてしまい……!?

現実↔異世界トリップファンタジー!

―今回、出版をしようと思ったきっかけを教えてください。

拙著の主人公たちに、陽の目を見せてあげたいと思ったことがきっかけです。併せて主人公たちが訪れる地の自然や歴史を紹介したいと思いました。

―制作中に大変だったのはどんなときですか?

制作中に大変だったのは、自分の頭の中にある明確な物語や情景を、他の人にも同じように理解してもらえる形で文章にすることです。特に、具体的な情景の描写が課題でした。自分の中で完璧にイメージできている場面でも、それを言葉にする際に細部まで丁寧に説明することが必須であると改めて感じました。

―どのように乗り越えましたか?

編集者の方々の助言で、描写や説明不足を補うことができました。また、視点の混乱や表記上の不統一等も、丁寧にご指摘いただきました。

―制作中によかったと思えたのはどんなことですか?

執筆上の基礎・基本を、編集者の方々から丁寧にご助言いただきました。校正等の過程でもたくさんのことを学びました。

―読者へのメッセージをお願いします。

いつの世もそうかもしれませんが、私たちを取り巻く自然や社会は、理想的とは言えない状況にあります。幸せやこころの豊かさを求める時、社会、歴史、自然等の科目を、総合的に広く深く見つめていくことが大切かと思います。拙著も池に投げられた小石のように、小さな波紋を広げていくことができれば幸いです。


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