今まで自分が患者さんに話していた内容をはじめから終わりまでトータルでお伝えすることができて満足しています。
日々患者さんのお口を拝見する中で、日本の歯科医療には構造的な課題があると痛感してきました。この現実を多くの方に知っていただき、社会全体で歯を守る意識を高めるため、「伝える」という役割を果たすことが、私にとってのライフワークであり、今回の出版の大きな動機になりました。
―制作を始める前、どんな不安がありましたか?歯科のあり方や制度の問題を公にすることは、同業者の先生方や官僚機構からの反発を招く可能性があるため、不安が正直ありました。
―制作の過程で不安を解消できましたか?執筆を通じて、自分の考えを改めて整理し、事実やデータに基づいて冷静に表現することが出来ました。その過程で「これは批判ではなく患者さんの利益のために必要な問題提起なのだ」と確信でき、不安は次第に使命感へと変わっていきました。
―完成した本をどんな方に読んでほしいですか?歯でお困りの方にぜひ読んでいただきたい一冊です。歯科医院で治療を受けてもなかなか改善せず、繰り返し通院せざるを得ない方、現実に疑問や悩みを抱いている方に向けて執筆しました。まずは原因を明らかにし、患者さん自身で歯を守る手立てを提供することを目的にしております。本書が歯科医療を見直すきっかけとなれば幸いです。
―書籍に込めた思いを教えてください。患者さんの歯を守りたいという一心で書きました。日本の歯科医療には制度的な課題があり、理想的な治療時間を確保することが困難な現実があります。この事実を一般の方に知っていただき、ご自身の歯を大切にしていただきたいという思いが全てです。
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