著者インタビュー

本を出版する過程は少し大変でしたが、新しい世界を見た気がして、人生のいい思い出となりました。

「医者と住民は運命共同体」と言われるほどに、与論島の生命線を担い続けた約30年。
島の伝統文化の中で暮らし、家族と共にケアし、患者の自宅で最期を看取る。
コミュニティーの一員として過ごした時間から編み出した、人生そのものを癒す医療とは。

 

各地で受け継がれる風土・文化を改めて紐解くことで、自身の人生観を考え直してみたいと思えてくる。
このような自身の背景をも汲み取った医療をする医師こそ総合診療医である。(中略)
医師としての人生もあり、与論を離れたあとの自身の生活も含めた在り方も考えさせられる。
医師をめざす学生・研修医・専攻医の皆さんにとって、なりたい医師像を思い描く大きなサポートになるのではと思う。(堺市立総合医療センター・救急総合診療科 北村 大)

―今回、出版をしようと思ったきっかけを教えてください。

自分の体験が、医療関係者や一般の方の病気に対する考え方の参考になればと考えたのがきっかけです。また、お世話になった皆様に対する感謝の気持ちも込めました。最初は、自費出版で知人に配るつもりでしたが、一般書籍として発刊していただき感謝しています。

―制作中に大変だったのはどんなときですか?

曖昧な知識が多かったので、色々調べて確認しましたが、中々自信が持てずに悩みました。また、記憶が美化されているのではという不安も湧いてきました。

―制作中に大変だったことをどのように乗り越えましたか?

 一人で推敲を重ねても、どうしてもミスは避けられません。編集担当さん・校正担当さんのサポートを無くしては作品の完成はできないと思いますので、改めて感謝申し上げる次第です。

―完成した本をどんな方に読んでほしいですか?

命を守る職種の方、人生をどう生き切るかに関心のある方、また僻地離島医療に関心のある医学生や研修医にも是非読んでもらいたいです。

―読者へのメッセージをお願いします。

自分の命を完全燃焼させて下さい。他者の命への思いやり、社会との関係を大切にして下さい。 人生の終い方について日頃から話題にするとACPのヒントにもなると思います。


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