著者インタビュー

2年間の苦労の末にライフワークでもあった「自分の本」が出来上がって感無量ですね

旅に出て、物語を見つけよう。
あなたの足元にも、きっと新しい民話が眠っている。
北海道のキタキツネから沖縄のカンムリワシまで、各地の自然と人々が織りなす創作民話集。

―今回、出版をしようと思ったきっかけを教えてください。

引きこもりの青年のケアで始めた創作民話にイラストの上手な女生徒さんとの出会いが重なり、本にしたいという思いが芽生えました。30作品できた頃、幻冬舎の営業スタッフとお話しする中で、出版への本気度が急激に高まりました。

―制作中によかったと思えたのはどんなことですか?

やはり2年間にわたり、月1回のペースで、WebのMTGで話が直接出来た事ですね。また、私のプライベートなことも盛り込んだメールに素直に反応していただけた事が、本作りのモチベーションに大きな影響を与えた事は確かです。編集者の方から色んな声掛けをいただく事が出来て、その過程を経験した事が、これからの人生に置いても凄い自信になる様に感じてます。

―制作を進めるなかで印象的だったことを教えてください。

編集者の方とのやり取りをしたメールの本数とその中に書かれた文章の長さはかなりのものだったので、事務的な繋がりだけでは絶対にゴールには辿り着けないだろうと思ってました。そんな私の気持ちを見透かした様に、いろんな言葉がけを頂けた事が印象に残っていますし、ウェブ会議をしながら、背景の陳列されている本を話題に出来たり、幻冬舎の雰囲気の一部が見えたりしてとても楽しかったです。

―書籍に込めた思いを教えてください。

大人は本当に心から子供達を愛して欲しいし、間違った事をしていたらしっかりと叱って欲しい。もう少し自然に対する敬意を持って欲しいと思っています。そんな大人の姿を見て、子供達は人を信じる力や優しさや勇気を身に付けることが出来ると思うのです。人間は戦争を引き起こす様な傲慢な人間になってはダメなんです。

―これから出版を考えている人へのメッセージをお願いします。

 ありがたい事に、今はお金を出せば専門的な勉強をされて来た編集・校正・装丁のプロが全面的にサポートして貰える体制が有ります。自分生きて来た人生だけではなくて、フィクションの世界も構築する事が出来ます。子ども達や子孫など血縁に縛られる事なく、多くの読者をターゲットにして、自らが獲得して来たストーリーを活字化させる事によって、「本・書籍」という宝物がこの世に生み出されるのです!


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