【大賞発表】歴史小説コンテスト

『標なき棺』

伊達 虔:著

編集部コメント

 

歴史小説とは何か。それは小説と歴史の違いを思い浮かべれば分かりやすいだろう。歴史は記録だが、小説は物語だ。ただの記録ではなく物語としてその時代を描くことによって、当時の時代に思いを馳せることができるようになる。だが、歴史小説はただ史実に沿えばいいというわけではない。史実の隙間を想像力で埋めていき、文章を使って物語の世界を読者に追体験させるのだ。

近年の戦国ブームにより、アニメやゲームで歴史について興味を抱いた若者が手を伸ばしても「やっぱり歴史は難しい」と顧客離れを起こしてしまうことは非常にもったいない。その点で、大賞作品『標なき棺』は、江戸後期を舞台に描かれた作品だが、歴史小説ならではの重厚感とフィクション小説の身軽さが絶妙なバランスで表現されている。端的で無駄な修飾のない文章にも関わらず、最低限の情景描写で読者の心を動かす。小手先の技術ではない、確かな筆力だ。だからこそ歴史小説に馴染みのない読者でも難なく読み進めることができるだろう。停滞した時代を切り開くためにはこのような魂が必要なのだと感じさせられた、印象強い一作であった。今の時代もまさに江戸後期と同じように社会が停滞しているからこそ、本書は今の時代に必要な作品だ。

 

過去に起きた出来事が再び起こる時、“歴史は繰り返される”と表現されますが、
教科書に載っている大きな出来事だけが「歴史」ではなく、
私たちの日常生活の中にも、歴史を感じる場面は多々あります。

伝統料理や伝統工芸、小さい頃に聞いた昔話など、
私たちの日常に溢れる「当たり前」も、
そのルーツを探れば過去の歴史と深い関係をもっているのです。

そこで今回、幻冬舎ルネッサンスでは、
歴史にちなんだ作品を大募集!歴史小説コンテストを開催いたします。
未来に伝えたいメッセージを込めた作品を是非ご応募ください。

大賞作品を1点選出し、幻冬舎ルネッサンスから電子書籍化!
この機会に腕試しをしてみてはいかがでしょうか。
みなさまのご応募を楽しみにお待ちしております。

募集内容

・テーマ:歴史小説
・ジャンル:歴史小説

<応募規定>
日本語で書かれた、未発表の作品
文字数:400字詰原稿用紙10枚~(上限なし)
※pdf、wordを推奨(一太郎は正しく表示されない可能性があります)。
※必ずタイトルを添えてお送りください。文字組等、書式や体裁は自由です。
※ご応募はおひとり様一作品までになります。
※一度ご応募いただいたあとに、別の作品や修正した作品をお送りいただいた場合、最後にご応募いただいた作品を選考対象といたします。
ただし、差し替え、複数応募に関する個別のご連絡等はいたしません。

<応募期間>
応募開始日:2022年9月1日
応募締め切り日:2022年11月末日23時59分まで。郵送の場合は消印有効。
※応募作品につきましては、随時審査を行っております。弊社審査基準の選定により応募締め切り前でもご連絡を差し上げる場合がございます。(応募のタイミングによって審査基準が変動することはございませんのでご安心ください)

<結果発表>
2022年12月末 大賞発表予定
ホームページでの大賞発表をもってかえさせていただきます。

<応募資格>
・性別・年代は問いません。
・弊社または他社で出版をしていない作品に限ります。
投稿サイトや記事などで掲載している作品について、ご応募時に非公開にする必要はございませんが、
大賞に至った際には削除をお願いさせていただく場合があります。

<賞の内容>
幻冬舎ルネッサンスより電子書籍化

◯主催者
幻冬舎ルネッサンス

◯作品の著作権
応募作品:ご応募いただいた作品の著作権は著者に帰属することとなります。
入賞作品:ご応募いただいた作品の著作権は著者に帰属することとなります。

◯その他注意事項
・応募原稿の返却は行いません。
・応募者へは弊社の個人出版サービスのご案内をさせていただく場合がございます。

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