【大賞発表】旅行記コンテスト

『旅人なのか、住人なのか』
檜垣 紀安:著
本作は、マカオでの四泊を通じて「旅人とは何か」を問い直した作品です。
街を理解できない戸惑いを否定せず、その「分からなさ」にこそ旅の意味を見出す視点が新鮮です。見知らぬ停留所に取り残された数分間を旅の核心として描く、七十回近く海外を巡ってきた作者ならではの成熟した筆致を高く評価し、大賞に選出いたしました。
『ラパヌイ(イースター島)』
森本 晋:著
本作は、地球上で最も隔絶した島ラパヌイでの日々を、遺跡と自然の双方から描いた作品です。
修復事業に携わった確かな知見と、モアイに「君たち」と呼びかける親密なまなざしが同居し、学術的な視点が叙情へと転化していく筆致が印象的です。解明されないものを解明されないまま抱き続ける誠実な姿勢を高く評価しました。
『はじめての欧州』
永井高志:著
本作は、海外へ何の興味も持たなかった作者が、妻に押し切られる形で出かけた初めての欧州旅行を綴った作品です。
予備知識のないまま訪れた街々での戸惑いや、チップや水にまつわる驚きが率直に記され、行きたくなかったはずの旅で作者の心が少しずつ開かれていく過程が印象的です。連絡先を交換しそびれた同行者への後悔にも旅の一期一会の温かさがにじむ点を評価しました。
幻冬舎ルネッサンスは、これまで多くの方の人生の記録や想いを、書籍という形で世に送り出してきました。
誰かに届けたいという想いのある方や自分自身との小さな対話のような文章で構成する方など、執筆背景は多様です。
ことばにすることで、自分の気持ちや経験が整理され、形をもち始めます。
今回の企画は、そんな「旅の中の小さな記憶」を、ことばにして残していただくためのものです。
見知らぬ土地での一期一会、静かな風景に心がふるえた瞬間、旅先でこそ見えた自分の姿、旅の途中で出会った風景や、ふと心に残った人との会話。
そうした体験を、日記のように、やさしく、あなたのことばで綴ってください。
それは小さな文章でも、きっと誰かの旅ごころをくすぐる一節になるはずです。
書くことが好きなあなたへ。
旅の記憶を持つあなたへ。
「心の記録」として残したいと思うあなたのためのエピソード募集です。
特別でなくてかまいません。
誰かに話したくなるような、静かな感動を、あなたの言葉で綴ってください。
こんな方におすすめ
・旅先での思い出を、日記や文章に残している方
・観光地より、何気ない一瞬に惹かれる旅をしている方
・自分だけの旅の思い出を、誰かと共有してみたい方
募集内容
〈大賞特典〉
旅行券10,000円 1名様
〈副賞特典〉
旅行券5,000円 2名様
〈応募規定〉
・言語 :日本語
・テーマ :不問
・形式 :テキスト(文字数:4,000字以上100,000字以下)
・応募制限:お一人様一作品まで
<応募資格>
・性別、年代は問いません。
・弊社または他社で出版をしていない作品に限ります。
投稿サイトや記事などで掲載している作品について、ご応募時に非公開にする必要はございませんが、大賞に至った際には削除をお願いさせていただく場合があります。
<期間>
応募開始日:2026年5月22日
応募締め切り日:2026年5月末日23時59分まで。郵送の場合は消印有効。
<結果発表>
2026年8月末 大賞発表予定
ホームページでの大賞発表をもってかえさせていただきます。
<主催>
幻冬舎ルネッサンス

