コラム

自己表現のプロ!エッセイストになるために必要な5つの方法

エッセイスト(随筆家)という職業は、文章を書く仕事の中でも特に人気が高いものの一つです。著名なエッセイストの中には、コメンテーターとしてテレビやラジオに出演している人もいるなど、表に出る機会の少ない文章を書く仕事の中では、華やかなイメージがあります。

 

しかし、実際のところ「エッセイストとはどんな職業なのか」「エッセイストになるためにはどうしたら良いのか」ということについてはよくわからない、という人も多いのではないでしょうか?

 

そこでこちらでは、エッセイストという職業の具体的な仕事内容や、エッセイストになる方法などについて詳しくご説明しましょう。

 

実はそんな職業はない!? エッセイスト(随筆家)とは?

憧れている人も多いエッセイスト(随筆家)という職業。しかし、実はエッセイストという職業は、存在しないのです。そもそもエッセイとは、自分の経験や考えを読みやすい散文形式で書いた文章のこと。エッセイストとは、そのエッセイの著者を表しています。散文とは、韻律や字数、句法などに制限のない文章のことで、書こうという気持ちさえあれば、誰でも書ける文章形式です。

 

極端な言い方をすれば、文章を書き、「私はエッセイストです」と名乗りさえすれば、誰でもなれるものともいえるでしょう。

 

ただしエッセイストになること自体は簡単でも、それだけで生活していける収入を得られるかどうかということになると、話は変わります。実際にエッセイストとして有名な人を調べてみると、そういった人たちは、ほかにも仕事を持っているケースがほとんどであり、もともとそちらでの知名度が高いことがわかるはずです。

 

つまり、最初からエッセイストとして有名だったわけではなく、ほかの仕事での知名度が上がったことからエッセイストとしても知られるようになったというパターンが多いといえるでしょう。

 

エッセイストとして成功するためには、読者に「この人の話が聞きたい!」と思わせるような何らかの『付加価値』があったほうがベターです。

 

エッセイストで活躍するための3つの方法

エッセイストになるためには、特にスキルや知識は必要ありませんが、それだけで生活できるくらい稼いでいるのはほんの一握りの人たちです。では、ただエッセイストを名乗るのではなく、エッセイストとして成功するためにはどうしたら良いのでしょうか?

 

文学賞をとる

 

エッセイストになる方法としてまず挙げられるのは、ウェブ媒体・紙媒体どちらの場合でも、文学賞やシナリオ大賞などの文筆系のコンテストで入賞することです。

 

このようなコンテストは随時開催されているので、狙っているコンテストの情報チェックを欠かさないようにしましょう。コンテストで入賞するのは簡単ではありませんが、知名度をアップさせるチャンスであることには間違いないので、挑戦する価値はかなり高いといえるでしょう。

 

 

(競合の少ない分野で)専門家になる

 

エッセイストの場合、何かの専門家であったほうが人気は出やすい傾向が見られます。それは、現在エッセイストとして活躍している人たちの経歴を見てもわかります。

 

読者が「この人のエッセイは専門知識が書かれていて役立つ」と感じるような内容を書けるとベターです。すでに何かの分野で専門的な知識を持っている場合は、その分野について発信するのも良いでしょう。

 

また、特に専門的な知識がないという場合は、自分が得意なことや知見があることを掘り下げて書くというのもひとつの手です。競合が少ない分野の専門家であれば、注目される可能性も高くなるといえるでしょう。

 

 

ブログを書く

 

エッセイストといえば、出版社やウェブメディアなどから依頼を受けて原稿を書くというイメージがありますが、それだけを待っていたのではなかなかチャンスをつかめません。最近では、自分のブログやSNS、ホームページ上でエッセイを掲載している人も多く見られます。

 

エッセイストに必要な4つの要素

エッセイストになるための方法がわかったところで、今度はエッセイストに必要だといわれている4つの要素について見ていきましょう。

 

日頃から思考を掘り下げる訓練をしておく

 

韻律や文体など、すべての点において、エッセイには決まったルールというものはありません。つまり、エッセイ自体を書くのは簡単なのです。エッセイには、自分の感じたことや経験、思いなどを綴るのが一般的ですが、それをただつづるのではなく、自分なりの観点から見たことを述べるようにすると、文章に深みが出ます。

 

例えば、春なのにとても寒い日があったことを文章にする場合、事実そのままを書くよりも「また冬に逆戻りしたかと思うような寒い一日だった」と書くほうが、より具体的に伝わるはずです。

 

そのような描写ができるようになるためには、日頃から思考を掘り下げる訓練をしておくと良いでしょう。

具体的には、普段の生活の中で、何かを見たとき、感じたとき、「このことを、自分の言葉でより伝わりやすく表現するとどうなるだろう」と考える習慣を身に付けることをお勧めします。その習慣が身につくと、エッセイを書くときに最適な文章が頭に浮かびやすくなるはずです。

 

 

とりあえず書く

 

エッセイを書こうと思っても、「何も頭に浮かばない……」ということもあるでしょう。そんなときはすぐにあきらめてしまうのではなく、形だけでも「とりあえず書く」ようにしてみてください。パソコンで執筆している場合は「キーボードに手を置いてみる」、原稿を書いている場合は「ペンを持ってみる」ことをおすすめします。

 

最初は気が乗らなくても、何となく手を動かしているうちにアイディアが浮かぶというケースも実は多いのです。

 

 

常にエッセイのネタを探す

 

自由に書けるエッセイだからこそ、題材にできそうなネタをたくさん持っていたいものです。そのためには、最初にご紹介した「思考を掘り下げる訓練をする」ことに加えて、「思いついたことをメモに書き留めておく」ようにすることをお勧めします。

 

 

人とは違う文章を書く(ルールを破る)

 

わかりやすい文章を書くことは大事なことです。しかし、その部分にばかりこだわっていると、面白さや新鮮味に欠けた文章になってしまうかもしれません。そのような状況を避けるためには、時々意識して『人とは違う文章』を書くようにすると良いでしょう。

 

エッセイの場合、ほかの人と同じような文章ではなく、書いた人の『人となり、テイスト』が感じられる文章で書かれているほうが味わい深いものになります。

 

まとめ

小説家・ライター・記者・ブロガーなど文章を書く職業は数多くありますが、その中でも憧れている人が多いのがエッセイストです。ルールにこだわることなく、自分の思いを自由につづることができるのがエッセイストの魅力ですが、それだけで生活していくのは簡単なことではありません。しかし、エッセイストはとても魅力的な仕事であることは確かです。

 

現在エッセイストを目指している方は、当ページでご紹介した内容についても、執筆の際に意識してみることをお勧めします。

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